暗号資産アナリストのAnsem氏は、イーサリアム(ETH)が2026年時点で2023年よりも「厳しい状況にある」と主張し、数年来で弱まってきたとするETHの基本的な論拠を指摘した。
同氏の弱気な見解には、コミュニティの一部から反論が出ている。一方で、ネットワーク内のオンチェーン活動やテクニカル指標には上昇傾向のシグナルもみられる。
Ansem氏は、今サイクルでソラナ(SOL)がリテール取引を支配していると主張。ハイパーリキッドがパーペチュアル先物取引で主導権を握る一方、ロールアップは浸透していないと述べた。
同氏はまた、ヴィタリック・ブテリン氏が「汎用ロールアップ論を公に放棄した」と指摘。さらに、KelpDAOのrsETH悪用に関連する進行中のAave(AAVE)の事案についても、イーサリアムが掲げてきた「DeFiの安全性・セキュリティと機関投資家の関心」というコア価値提案に傷をつけていると述べた。
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テクニカル面でも、同氏はETHが複数年のレジスタンスを突破できず、依然として下降トレンドにあると指摘。時価総額2位の暗号資産は2025年の安値である1300ドル付近や、2022年の弱気相場時の最安値まで下落する可能性を示唆した。
この見方には大きな反論も出ている。ライアン・バークマンズ氏はAnsem氏に「ファンダメンタルズを理解していない」と指摘。レオ・ランザ氏もX上で、同氏の弱気見解を鋭く否定した。
別のユーザーは、今年サイクルでSOL/ETHペアが56%下落した点を指摘した。
イーサリアムに対する弱気な見通しには、すべての参加者が同意しているわけではない。最近のBeInCryptoでは、ネットワーク活動が依然として活発であり、レインボーチャートやMACDといったテクニカル指標でも上昇シグナルが点灯していることを特集した。
マクロや地政学的不確実性が依然残るなか、ETHが今年さらに下落するか、再び反騰に転じるかが注目される。
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