トム・リー氏率いるビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが、イーサリアム財団(EF)から店頭取引(OTC)を通じて1万イーサ(ETH)を取得したことが分かった。取引は平均2387ドルで決済されたと財団が確認した。
本取引により、財団の資金から約2387万ドル相当のイーサが移動した。買い手は機関投資家としてイーサを積極的に蓄積することで知られる存在。同時に、財団の売却ペースに対する従来からの批判も再燃している。
財団によれば、今回のOTCブロック取引により1万ETHが財団管理のセーフウォレットに残された。平均価格2387ドルに基づく売却額は約2387万ドルになる。
財団は、売却資金をプロトコル研究、エコシステム助成、コミュニティ資金プログラムなど中核業務に充てていると説明した。
財団は、昨年6月に公開した財務方針で、定期的なETH売却を資金管理の一環として制度化したと指摘した。
一方で、買い手はイーサの支持を公言する存在でもある。トム・リー氏はファンドストラットの共同創業者であり、ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BMNR)の会長を務める。
同氏は、2025年以降、積極的なETH財務ストラテジーを主導。同社はパブリック市場で目立つ法人買い手となってきた。
この対照的な動きが新たな批判を呼んでいる。匿名研究者の0xfoobarは、財団が職員にETHでの給与支払いを拒否することで、自らの資産の弱さを示していると主張した。
この売却は、財団が定期的な資産処分を通常の業務と主張する理屈を試すものとなった。ビットマインは継続的な機関投資家の買い手として存在感を増しつつある。
イーサリアムの運営側と、大口支持者らとのコントラストは、コミュニティにとってますます無視できない議題となっている。財団は今回のドッグフーディング批判にまだ回答していない。


