5月第1週に注目されたアルトコインが3銘柄ある。SkyAIは7日間で358%上昇、Dashは6か月続いた下落トレンドラインを突破、Ondo Financeは3か月続いた保ち合いレンジから抜け出した。各チャートとも、勢いが維持されればさらなる上昇余地を示す。
この3トークンの日足・週足セットアップは上昇傾向のシグナルが共通して見られるが、規模には違いがある。現時点で押さえておきたいテクニカル構造と重要水準を以下にまとめる。
SkyAI(SKYAI)は5月4日、0.68ドル付近で直近高値を記録した。2月8日の安値0.03ドルから続くパラボリックな上昇の一環。
90日間で価格が20倍以上と急騰したため、日足チャートは対数スケールを用いている。小幅な押し目では買いが入り、上昇する青色の指数カーブが動的なサポートとして機能している。
日足のRSIは上昇領域にあり、弱気のダイバージェンスは見られない。MACDも緑のヒストグラムが拡大し、上昇モメンタムが健在であることを示す。
2つの上昇ターゲット水準が次の目標。1.272の外部フィボナッチが1.57ドル付近、1.618のエクステンションは4.56ドル付近を示す。
指数カーブを割り込むと、0.618リトレースメントの0.21ドル付近と、0.382の0.10ドル帯までの調整も意識される。トークンは、4月以降強含むAIセクター循環の恩恵を受ける小型銘柄群の一角。
Xユーザーcryptoknight890は4時間足で2つの反落シナリオを分析。レジスタンス帯は0.50ドルと1.00ドルに設定され、どちらのパスも上昇継続前により深い押し目を想定する。
Dash(DASH)は5月4日に23.73%高の48.55ドルまで急伸し、2025年11月高値150ドルから続く下落トレンドラインに挑戦した。このラインが過去6か月の反発をすべて押さえていた。
ブレイク時の出来高は2月初旬以来最大。51ドル超で引ければ、レジスタンスからサポートへの転換となり、ブレイクアウト構造が有効となる。
トレンドライン上抜け後、直近のハードルは4月11日高値48ドル付近。0.5フィボナッチリトレースの54.45ドルが次の供給ゾーンとなる。
上側には11月の高値93ドルがメジャーなターゲットとして控える。日足のRSIは上限帯へ上昇し、MACDには新たな強気シグナルが点灯している。
ブレイク失敗の場合、0.786リトレースメントの30.49ドルが長期サポートとして意識される。現行のDashセットアップは年初と同様の反発パターンを描く。
週足では、Xユーザーcryptclayが高値・安値切り上げと逆三尊パターンを確認。62ドル、91.35ドル、135.40ドル、236.15ドルがターゲットで、主要なサポート・レジスタンスラインの再テストに支えられている。
Ondo(ONDO)は5月4日、3か月続いた保ち合いレンジを上抜け、0.30ドル付近で推移した。トークンは2月以降0.245ドル~0.295ドルの間で収束していた。
ブレイク時は新たな出来高急増も伴った。1つ目のレジスタンスは0.36ドル、次の供給ゾーンは0.45ドルに位置する。
チャートからは、初動から1つ目の水準まで約19%、2つ目まで約50%の上昇余地が示唆される。日足RSIも上昇領域に入り、MACDでも新たな強気クロスが確認された。
0.29ドルの水準は、これまでのレジスタンス(上値抵抗線)からサポート(下値支持線)への転換が必要。日足で再びレンジ内に戻れば、ブレイクアウトは無効となる。
Ondo Financeは、第1四半期に1326万ドルの収益と、合計35億8000万ドルの預かり資産を記録した。これらの指標が、テクニカルな上昇構図にファンダメンタルズの追い風を与えている。今年初め、ONDOは現実資産セクター全体の上昇を主導した。
XユーザーのDonWedge氏は、ブレイクアウトを確認し、かつてのレジスタンスがサポートとして機能している点を指摘した。下図「studymycharts」オーバーレイは、長期ラインチャートにおける4カ月間のベースからの動きを示している。
5月の第1週には、スモールキャップAI、プライバシー、現実資産トークンでブル派向けの3つの異なる環境が出現した。今後、各レベルの動向がローテーションの延長か失速かを見極める重要な手がかりとなる。


