暗号資産ネイティブの予測市場は、ペンタゴンが初の機密解除されたUAP(未確認異常現象)ファイル、いわゆる「エイリアン・ファイル」を金曜に公開した直後から敏感に反応した。ポリマーケットのエイリアン開示市場は累計で3300万ドル超の取引高に到達した。
国防省は金曜、「UAP事象に関する大統領開示・報告システム(PURSUE)」を開始した。担当者は第一弾となる「リリース01」をWAR.GOV/UFOポータルで公開し、今後数週間おきに順次ファイル公開を継続すると説明した。
ポリマーケット利用者は、年末までに米国政府高官が地球外生命体の存在を認めるかどうかで約3300万ドルを賭けてきた。この暗号資産ネイティブの予測プラットフォームの予想確率は、リリース01が公表された5月8日時点で19%だった。
トランプ米大統領が今年新たなUFOファイルを機密解除するかに賭ける別市場では、12月31日時点で83%まで上昇している。利用者は1回限りの劇的なイベントではなく、段階的な公開が続くとの見方を優勢とみられる。
また、2025年にトランプ米大統領がUFOファイルを機密解除するかを問う1600万ドル規模の市場は、今年初めに「Yes」で確定している。
ただし、当時は公式に大統領による機密解除はなかった。終盤には取引価格が99セント近くに達し、争点となったUMAオラクル投票によって結論が出された。
この際、プラットフォーム上のコメント掲示板では詐欺呼ばわりする声も見られた。批判者はこの判定手順を「クジラの証明」と呼び、トークン分配方法が投資家多数の見解を覆す点に疑問が再燃した。
国防省は未解決事例について、民間セクターによる分析を歓迎している。新たなファイル公開ごとに開示確率が変動し、曖昧な結果へのオラクル判定プロセスを巡る議論も再燃する可能性がある。
今後も話題を呼ぶ材料が継続的に出れば、予測市場は開示をめぐるストーリーへの市場の織り込み度を測る最も純粋な指標となる可能性がある。


