暗号資産市場は2026年6月第2週に総額6億3489万ドル超相当のトークン供給を迎える。主なプロジェクトはHOME(HOME)、HumidiFi(WET)、Magic Eden(ME)などで、大量の新規トークンが流通する見通し。
こうしたトークンロック解除は市場の変動性を高め、短期的な価格変動に影響を及ぼす可能性がある。押さえておくべきポイントを以下にまとめた。
HOMEは、クロスチェーンでのスワップやパーペチュアル取引、イールド運用などを提供する自己管理型「DeFi.app」のネイティブトークンである。HOMEはガス代抽象化やガバナンス、手数料バーンにも活用される。
6月10日、ネットワークが7億5000万HOMEをロック解除する。現在価格でおよそ2356万ドル相当。今回の解除は流通済み供給量の19.79%に相当する。
コア貢献者には7億5000万HOMEのうち、5億HOMEが配分される。初期支援者は残りの2億5000万HOMEを受け取る。
HumidiFiはソラナ基盤の分散型取引所。WETはこのネットワークのネイティブトークンである。プロトコルはJupiter、DFlow、Titan、OKX Routerと連携し、主要な流動性レイヤーを担う。
HumidiFiは6月9日に約2億5667万WET(現在約1466万ドル相当)を放出予定。ロック解除は流通済み供給量の111.59%に相当する。
配分先は複数存在する。HumidiFiは1億667万万枚のアルトコインを財団に付与する。Labsは8333万枚、チームは6667万枚をエコシステム向けに割り当てる。
Magic Edenはマルチチェーン対応マーケットプレイスであり、MEは基軸のユーティリティ兼ガバナンストークンである。もともとはNFTマーケットプレイスとして有力な存在で、幅広く事業を拡大してきた。
6月10日、Magic Edenは約1億7203万ME(現在およそ1036万ドル相当)をロック解除。解除分は流通済み供給量の約33.99%にあたる。
主要な受益者はコントリビューターで、1億6219万MEを受領予定。ストラテジックパートナーには288万ME、コミュニティ&エコシステム向けが残る696万MEとなる。
このほか、Aptos(APT)、Babylon(BABY)、Movement(MOVE)なども6月第2週にロック解除を予定する主要銘柄として投資家は注視すべきである。

