BitwiseのクリプトモデルポートフォリオがParrotのリテールRIAアプリに統合されました。暗号資産へのアクセスが、個別ETFの選択から配分モデルを通じた利用へ広がるかが焦点です。
Bitwise Asset Managementが、クリプトモデルポートフォリオをParrot FinanceのリテールRIAアプリへ統合しました。発表日は2026年6月18日で、Parrotのプラットフォーム資産は2億ドル超です。
提供されるモデルには、広範な暗号資産エクスポージャーを狙うコア型、クリプト関連株を含むエクイティ型、ステーブルコインやトークン化などのテーマ型、BTC・ETH先物と米国債を切り替えるリスク管理型が含まれます。個別銘柄を選ぶだけでなく、配分モデルとして暗号資産にアクセスする設計です。
米国で暗号資産ETFの存在感が高まった後、次の普及経路として注目されるのがモデルポートフォリオです。投資家がETFのティッカーを個別に選ぶのではなく、アドバイザーやアプリ上の配分モデルを通じて、暗号資産をポートフォリオの一部に組み込む形です。
Bitwiseは2月に機関向けモデルポートフォリオを開始し、4月にはRFG Advisory向けに展開しました。今回のParrot統合は、機関・アドバイザー向けの商品設計を、よりリテールに近いアプリ体験へ広げる動きです。
モデルポートフォリオ市場は、2023年の4000億ドル規模から2025年に6450億ドル規模へ拡大したとされます。この市場に暗号資産モデルが入ることで、ETF単体とは異なる資金流入経路が生まれます。
ただし、Parrot上でどれだけの実流入が発生するかは別の問題です。重要なのは、モデルが採用されるだけでなく、利用者がどの配分を選び、どの程度継続するかです。Bitwiseの展開は、暗号資産が単品売買から資産配分の部品へ移る流れを示すものです。


