フランスの賭博規制当局ANJは、ワールドカップ決勝前にISPへPolymarketへのアクセス遮断を命じました。Polymarketは情報源としての利用まで遮られた点に反発し、法的対抗を計画しています。
ANJ(フランスの賭博規制当局)は先週、フランスのインターネットサービスプロバイダーに対し、Polymarketへのアクセスを遮断するよう命じました。命令の時期はワールドカップ決勝の前で、スポーツ関連の予測市場が規制対応の対象になりました。
Polymarketは、将来の出来事について参加者が結果を取引する予測市場サービスです。今回の遮断は、取引機能だけでなく、同サービスを情報源として閲覧する利用にも影響します。
予測市場は、政治、スポーツ、経済イベントなどの結果に参加者の見方が反映される仕組みです。一方で、スポーツの試合結果を扱う場合、各国の賭博規制と重なりやすい分野でもあります。
フランスでISPへの遮断命令が使われたことで、予測市場サービスは金融・情報サービスとしての側面だけでなく、賭博規制上の扱いも問われています。ワールドカップ決勝という注目度の高いイベント前だった点も、規制当局の判断を象徴する要素です。
Polymarketは今回の遮断に驚きを示し、法的対抗を計画しています。争点は、予測市場へのアクセスを国内の賭博規制でどこまで制限できるか、また情報源としての利用を遮断対象に含めるかです。
この問題は、フランス国内の利用者がPolymarketへ接続できるかだけにとどまりません。予測市場を扱う事業者にとって、国ごとのアクセス規制と法的対応が運営上の重要な課題になっています。


