軽快でスピード感ある走りが魅力のロードバイク。初心者向けにネット通販で格安のモデルが販売されていますが、性能面や安全面を懸念する批判も少なくありません。かといって本格的な高価なモデルを購入するのはハードルが高く、何を選んだらよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から初心者向けロードバイク16商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの初心者向けロードバイクをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな初心者向けロードバイクは「本格的なエントリーロードバイクに近い使用感と、安価で気軽に使える敷居の低さ・機能のバランスがよい自転車」。徹底検証してわかった初心者向けロードバイクの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
mybestではベストな初心者向けロードバイクを「本格的なエントリーロードバイクに近い使用感と、安価で気軽に使える敷居の低さ・機能のバランスがよい自転車」と定義。そんなベストな初心者向けロードバイクを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の初心者向けロードバイク16商品を集め、以下の5つのポイントから徹底検証しました。検証①:走りの軽快さ検証②:ブレーキ・変速機の使いやすさ検証③:日常使いのしやすさ検証④:無理のない姿勢で乗れるか検証⑤:カスタムのしやすさ
おすすめスコア:4.54(2026/01/15時点)
最安価格:76,800円(2026/01/15時点)
本格的に始めるならこれ!軽快さ抜群の1台
SUNPEEDの「MARS」は空気抵抗の低減を意識したエアロな形状が各部に施されたロードバイク。本格的にロードバイクをはじめたい人におすすめの1台です。車体重量は10.2kgと、有名ブランドのエントリーモデルと遜色のない軽さでした。カーボン製のフロントフォークを装備しており、軽さはもちろん、乗り心地のよさにも寄与しています。ホイールやタイヤなどの足まわりの重量も非常に軽量で、実際に乗ってみても有名ブランドに全く劣らない走りの軽快さでした。コンポーネントにはシマノのClarisを使用。デュアルコントロールレバーを搭載しており、変速やブレーキ操作がしやすい点はうれしいポイントです。ブレーキキャリパーはデュアルピボットを採用しているのでブレーキの利きやすさも十分といえるでしょう。使っているパーツの規格は全て一般的なロードバイクの規格に対応しているので、カスタムの幅が広い点も大きなメリットです。また、サイズ展開は4種類あり、対応身長は155~185cmと非常に広いため自分に合ったサイズを選びやすいといえるでしょう。一方で日常使いのしやすさは低評価に。スタンドやディレーラーガードが付属していないので、必要な場合は別途取り付けることをおすすめします。また、車体各部の精度はイマイチな印象であるうえバラバラの状態で届くので、ロードバイクに慣れている人であっても自分で組み立てることはおすすめしません。必ず自転車店に組立を依頼しましょう。日常使いというよりはスポーティな側面が強い一台。これから本格的にロードバイクを始めたい人には非常によい選択肢といえるでしょう。
おすすめスコア:4.47(2026/01/15時点)
最安価格:74,800円(2026/01/15時点)
はじめての1台におすすめ!軽快に走れるロードバイク
あさひの「プレシジョンR」は、はじめてのロードバイクにおすすめの1台。全国に500店舗以上あるサイクルベースあさひの店舗で実際に見てから購入できるので、サイズ選びにおいて失敗のリスクが少ない点はメリットです。車重は実測で11.03kgと、有名ブランドのエントリーモデルに匹敵する軽さ。ホイールやタイヤなどの足まわりの重量も軽く、はじめてスポーツ自転車に乗る人なら軽快な走りを楽しめるでしょう。ブレーキレバーと変速レバーが一体型のデュアルコントロールレバーを搭載。ハンドルまわりがスッキリとまとまっている印象で、ハンドルを持ち替えなくても変速できる点がメリットです。また、デュアルピボットのブレーキキャリパーを搭載しており、ブレーキ性能も高いといえます。各パーツの規格は一般的なロードバイクと共通なので、カスタムの幅が広い点もうれしいポイント。修理の際にも、互換性のあるパーツが見つかりやすいといえるでしょう。スタンドやディレーラーガードなどの日常使いに便利な装備は付属しないので、必要に応じて購入してください。サイズ展開は3種類。158cmの人から180cm以上ある人でも乗りやすいサイズが用意されています。購入の際は店頭で実際にまたがってサイズ感を確認するのがおすすめです。
おすすめスコア:4.44(2026/01/15時点)
最安価格:52,746円(2026/01/15時点)
ロードバイクらしさを味わえる!入門用におすすめの車体
アニマトのCRESCENDO」は、本格的なパーツ構成が特徴のロードバイク。ロードバイクらしい軽快な乗り味を体感したい人におすすめです。車体重量は11.4kgと、有名ブランドのエントリーモデルに迫る軽量性。ホイールやタイヤといった足回りも比較的軽量で、はじめてスポーツ自転車に乗る人なら軽快さやスピード感を楽しめるでしょう。コンポーネントはシマノのClarisを使用。最新のデュアルコントロールレバーを用いており、変速やブレーキの操作を素早く正確に行えます。ブレーキキャリパーはデュアルピボットタイプが付属するので、ブレーキ性能も十分です。スタンドや各所へ反射材を備えているので、街乗りでの使いやすさも問題なし。通勤通学や買い物の足として、便利に使えるロードバイクです。各パーツの規格もロードバイクで一般的なものが採用されているので、本格的にサイクリングに使う場合にも幅広くカスタマイズできます。購入前に注意が必要な点は、フレームサイズが1種類しかないこと。身長165~170cm前後の人ならジャストサイズですが、180cm前後の人には小さい可能性が高いので避けた方が無難でしょう。パーツ構成や車体スペックは十分なので、サイズさえ合えばおすすめの初心者用ロードバイクです。
おすすめスコア:4.37(2026/01/15時点)
最安価格:69,300円(2026/01/15時点)
乗り心地がよく扱いやすい!街乗りやツーリングにおすすめ
サイクルベースあさひで販売されているブランド、レユニオンの「コーレル-K」。タウンユースでの使いやすさを意識した、カジュアルなロードバイクです。Hi-Ten鋼を用いた細身のフレームに、小物入れとして便利なフレームバッグが付属します。車体重量は12.3kgと軽量とはいえませんが、ホイールやタイヤなどの足回りが軽いので比較的軽快な走行感を味わえます。700×32Cという太いタイヤを採用しているので、路面の振動を受けにくく乗り心地がよいのも魅力です。ハンドリングの設計が安定感を重視しているので、ふらつきが気になりがちな初心者に乗りやすい車体でしょう。コンポーネントはシマノのTourneyで、デュアルコントロールレバー(STIレバー)を採用。ブレーキから手を離さずに素早く変速できます。サブブレーキもついているので、上体を起こして乗っているときでもブレーキを使用可能。ロードバイクの前傾姿勢に慣れていない人にもおすすめです。フレームサイズは2サイズ用意されており、身長に合ったサイズを選びやすいのもうれしいポイント。公式の適応身長は165cm以上で、調整すれば180cmくらいの人まで乗車可能でしょう。反射板を備えているほか、便利なフレームバッグも付属し、街乗りで使いやすい仕様であることも魅力です。レースのようなスピード感を求める走り方は不得意ですが、気軽なサイクリングにはぴったり。街乗りやツーリング用途で使いたい人におすすめの1台です。
おすすめスコア:4.16(2026/01/15時点)
最安価格:51,980円(2026/01/15時点)
本格的なパーツ構成でカスタムがしやすいロードバイク
オオトモの「CANOVER CAR-011 ZENOS」は、本格的なロードバイクに近いパーツ構成がうれしい1台です。重量は11.2kgと比較的軽量で、走りの軽快さは良好な結果に。しかし、ホイールやタイヤといった足まわりはやや重いので、漕ぎだしなどの加速が必要な場面では重さを感じる場合がありました。コンポーネントはシマノのClarisを搭載しています。扱いやすいデュアルコントロールレバーで、変速やブレーキの操作が素早く確実に行いやすい点はうれしいポイント。使っているパーツの規格は全てロードバイクとして一般的なものなので、購入後はカスタムも楽しみやすいといえそうです。一方でスタンド等の付属品がなく日常使いのしやすさは低評価に。必要な人は別途取り付けるとよいでしょう。また、サイズは1種類のみで自分に合ったサイズを選びやすいとはいえませんが、身長170~175cm前後の人なら比較的自然な姿勢で乗りやすいといえるでしょう。
おすすめスコア:4.11(2026/01/15時点)
最安価格:52,800円(2026/01/15時点)
軽量かつ高スペックだが、ハンドル操作がしにくく要注意
ネット通販を中心にスポーツ自転車を取り扱う、アニマトの「SPEAR ロードバイク アルミフレーム」。車体が軽いことや使用しているパーツのスペックが高いことが魅力の1台です。シマノのデュアルコントロールレバーを採用し、ブレーキはデュアルピボット。素早く正確な変速操作ができるうえ、ブレーキの制動力も十分です。大手ブランドのエントリーモデルにも引けをとらないパーツ構成で、ブレーキ・変速機の使いやすさでは高評価を獲得しました。スタンドや反射材などを完備しており日常使いがしやすいうえ、乗車姿勢のポジション調整をしやすいことも特徴。日常使いのしやすさや無理のない姿勢で乗れるかをチェックする検証でも、高い評価を得ています。しかし、フレームのハンドル操作がしにくいことがネックとなり、走りの軽快さでは低評価となりました。前輪を支えているパーツ(フロントフォーク)の角度(ヘッド角)が異常に寝ているため、カーブでとても曲がりにくい印象です。走行中に危険回避をしにくいため、注意が必要でしょう。
おすすめスコア:4.07(2026/01/15時点)
最安価格:44,800円(2026/01/15時点)
全体の性能はまずまずだが、ハンドルが大きすぎて乗りにくい
SPEED WORLDは、Amazonを中心に小径車やスポーツ自転車を販売しているブランド。同ブランドの「ロードバイク」は、街乗りや軽いサイクリングを想定して作られた自転車です。シマノのTourneyグレードのデュアルコントロールレバーを採用しており、ブレーキ・変速機の扱いやすさの検証では高評価を獲得。上位グレードのClarisには敵いませんが、ブレーキ・変速の操作を素早く行えることが魅力です。スタンドが付属しており、街乗り用に使いやすい仕様。体を起こした状態でもブレーキ操作ができるよう、補助用のブレーキレバー(サブブレーキ)がついており、初心者が街乗りする際に使いやすいパーツ構成です。走りの軽快さはまずまずの評価で、ストップ&ゴーが多い街中の走行に向いているといえます。しかし、付属するハンドルが異様に大きく、レバーの位置がサドルから遠い点がネック。販売サイトの適応身長は155cm以上ですが、少なくとも身長175cm前後はないと非常に乗りにくいでしょう。また、大きなハンドルは操舵性にも影響するため、身長が大きな人でも乗りやすいとはいえません。もし購入を検討するなら、ハンドル周りのパーツは交換することを前提にするとよいでしょう。
おすすめスコア:4.02(2026/01/15時点)
最安価格:75,800円(2026/01/15時点)
街乗りに適した走行感。通勤・通学におすすめ
国内で多くの自転車ブランドを展開するホダカの「THIRDBIKES FESROAD」は、ロードバイクとしては安定感が高く、街乗りにおすすめできる自転車です。シマノのデュアルコントロールレバーを採用しており、変速やブレーキの操作がしやすい点は大きなメリット。ブレーキキャリパーはデュアルピボットを使用しているため、ブレーキング時には必要十分な制動力を発揮します。重量は11.7kgと比較的軽量ですが、ホイールやタイヤを含めた足まわりの重量が重く、軽快な走りとはいえない結果に。しかし走行時の安定感は高く、街乗りにマッチした走行感といった印象です。スタンドやライトが標準装備されており、日常使いのしやすさでは高めの評価を獲得。カスタムのしやすさについても好印象ですが、全てのパーツがロードバイクの規格というわけではありませんので注意しましょう。フレームサイズは1種類のみ。175~180cm前後の人は乗りやすいサイズ感です。
おすすめスコア:3.88(2026/01/15時点)
最安価格:24,800円(2026/01/15時点)
車体が重く、走りの軽快さはそこそこ
21テクノロジーの「ロードバイク GT100S」は、スチールフレームにShimanoのTourneyを搭載した、2×7段変速の自転車です。車重が14.1kgと重いことから、走りの軽快さの検証では高い評価は得られない結果に。特に登坂や加速で重さを感じやすく、ランキング上位のロードバイクには及ばない走行感でした。変速機はシマノのTourneyを使用していますが、ブレーキレバーと変速レバーが別々に搭載されているため、ブレーキ・変速機の使いやすさは低評価となりました。ロードバイクに乗り慣れていない初心者には、変速やブレーキの操作が難しいでしょう。一方でスタンド等の付属品が標準装備されており、日常使いのしやすさの検証では高い評価を獲得。機能的には街乗りがしやすいことがメリットです。また、フレームサイズは1種類のみですが初心者でも扱いやすいコンパクトハンドルとサブブレーキを採用しており、身長165~170cm前後の人なら比較的自然な姿勢で乗りやすいといえるでしょう。
おすすめスコア:3.82(2026/01/15時点)
最安価格:29,800円(2026/01/15時点)
日常使いしやすいが、車体が重く走りの軽快さはそこそこ
オオトモの「CANOVER UARNOS」。CANOVERは「ライダーの日常をより刺激的に快適にする」と銘打たれたブランドで、レーシーな見た目のセミディープリム(タイヤを取りつける車輪の外周部分が高い)ホイールが付属します。スタンドをはじめとした便利な付属品がそろっており、日常使いのしやすさでは高評価を獲得。付属品においては、街乗りでは不便さを感じない機能を備えているといえるでしょう。しかし、車重が14kgと重いことから走りの軽快さの検証ではそこそこの評価に。ホイールは高速走行を意識したセミディープリムのものが付属しますが、その高速域まで加速するのが困難です。上り坂や信号のストップ&ゴーでは、車体の重さを感じるでしょう。乗車姿勢に関する検証でも評価が伸び悩みました。初心者でも使いやすいコンパクトハンドルを採用しているのが魅力ですが、フレームサイズは1種類のみで身長に合ったものを選びにくいのがネックです。ブレーキ・変速レバーが別々なので、素早く操作しにくいのもデメリット。変速するたびにブレーキレバーから手を放す必要があるので、ロードバイクに不慣れな初心者には扱いにくいパーツです。
ガイド:山口康弘(ホビーチームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト)


