フラット35は、返済期間の35年間ずっと金利が変わらない住宅ローン。銀行だけでなくARUHIなどの金融機関からも提供されており、どれを選べばよいか悩む人も多いでしょう。さらに「審査は厳しい?」「やめたほうがいい?」といった疑問の声もあり、気になることが多いですよね。
今回は、人気のフラット35 18商品を2個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのフラット35をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなフラット35は「返済負担が最も少なく、柔軟な返済計画を組めるフラット35」。ぜひ申し込みの際の参考にしてください。
マイベストではベストなフラット35を「返済負担が最も少なく、柔軟な返済計画を組めるフラット35」と定義。そんなベストな住宅ローンを探すために人気のフラット35 18商品を集め、以下の2つのポイントから徹底検証しました。検証①:返済負担の小ささ検証②:返済方法の柔軟性
おすすめスコア:4.95(2026/03/02時点)
返済負担を減らしたい人におすすめ!ただし頭金1割が必要
ドコモ・ファイナンスは、オンライン申し込みに対応し、場所や時間を問わず手続きできる利便性が特徴の金融サービスを提供しています。オンライン申し込みで簡単に利用を始められます。死亡・高度障害のみの保障で頭金1割を入れて4,000万円を35年間返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約5,127万円で返済負担は小さいという結果でした。ただし、保証型のため必ず頭金が必要になることに注意が必要です。一部繰上返済も全額繰上返済も手数料がかからず、返済額の変更は審査次第で可能な場合があります。家計に余裕ができた場合には多めに返済し、万が一家計の収入状況が悪化した場合には返済額を減らすなど柔軟な対応をしやすいでしょう。比較的金利が低く、契約できれば利息の負担を抑えられます。頭金を用意できて、返済負担を減らしたい人におすすめです。
おすすめスコア:4.41(2026/03/02時点)
返済負担は小さい。ペアローンを利用できない
ファミリーライフサービスは飯田グループホールディングスのグループ企業です。飯田グループの住宅を購入する場合、物件の検討からフラット35の申し込みまでスムーズに行える可能性があります。フラット35(保証型)で死亡高度障害のみ・頭金1割・借入総額4,000万円・返済期間35年の場合、現在の金利で試算した場合の総返済額は約5,205万円でした。全体の中では返済負担は小さいです。一部繰上返済は手数料無料で利用でき、全額繰上返済には費用がかかります。毎月の返済額の減額も有料で対応されており、繰上返済などで返済額を調整したい人にとっては使いやすいでしょう。ペアローンは利用できないものの、返済負担は小さいため、返済総額をとにかく抑えたい人は検討してみましょう。
おすすめスコア:4.24(2026/03/02時点)
事務手数料が安い買取型。頭金なしの契約ならおすすめ
三井住友信託銀行は、不動産関連や資産運用に強みを持つ大手の信託銀行です。フラット35の利用にあたっては、全国の店舗やオンラインを通じて相談できます。フラット35を利用し、死亡・高度障害のみの保障で頭金1割を入れ、現在の金利で4,000万円を35年かけて返済した場合の総返済額は約5,240万円でした。手数料が融資金額×0.99%で比較的低く、他のフラット35と比較すると返済負担は小さいといえます。一部繰上返済・全額繰上返済はいずれも手数料がかからず利用可能です。毎月の返済額の減額相談も審査次第で可能な場合があるので、返済期間中の返済額の調整はしやすいでしょう。借り入れ時の手数料負担を抑えられるため、ほかの買取型よりも総支払額を抑えられます。頭金なしで契約したい人におすすめのフラット35です。
おすすめスコア:4.21(2026/03/02時点)
申し込みは全国対応。財形住宅融資と併用で手数料割引
財形住宅金融株式会社は、住宅ローンに関する企業の福利厚生制度の支援や、フラット35の提供を行っている会社です。給与を貯蓄にまわす財形住宅融資を利用している人は、手数料が割引になります。死亡・高度障害に備えつつ、頭金1割を入れて4,000万円を借り入れ、現在の金利で35年間返済した場合の総返済額はおよそ5,244万円となりました。手数料が比較的低く、他のフラット35と比較すると返済負担は小さいです。一部または全額の繰上返済は手数料がかからず、早期返済を目指す場合に向いているでしょう。毎月返済額の減額にも応じていますが、契約条件を変更する際には別途費用が発生します。繰上返済を積極的に行いたい人や、借り入れ時にかかる手続きの費用を抑えたい人に向いています。
おすすめスコア:4.16(2026/03/02時点)
中古住宅購入者向けプランあり。リフォーム工事にも対応
日本モーゲージサービス株式会社は、住宅ローンの専門会社として、団体信用生命保険や省エネ住宅割引などの多彩な制度を組み合わせたサービスを展開。複数の借り入れプランが用意されており、リフォーム工事費を含めた中古住宅の取得費用を融資対象とするプランもあります。全期間固定型で死亡高度障害のみ・頭金1割・借入総額4,000万円・返済期間35年の場合、現在の金利で試算した場合の総返済額は約5,244万円でした。フラット35全体で見ると返済負担が小さいです。さらに、一部繰上返済は無料で対応しており、返済期間中は余裕があれば早めに返済を進められます。ただし、全額繰上返済は有料なので、完済時は注意が必要です。また、毎月の返済額の減額相談にも対応しており、審査の結果によっては返済を遅らせられます。保証型のため頭金は必須ですが、将来支払う返済額を抑えたい人が中古物件を取得してリフォームを行う場合の検討候補になるフラット35です。
おすすめスコア:4.14(2026/03/02時点)
返済負担が小さい。一部・全額繰上返済の手数料は無料
楽天銀行はネット銀行として多様な金融サービスを提供しており、住宅ローンもオンラインで相談から申し込みまで手続きできます。窓口に向かうことなく契約を進められるため、時間の確保が難しい人にも利用しやすい環境です。死亡・高度障害のみの保障を付帯し、頭金を1割入れて4,000万円を借り入れ、現在の金利で35年間返済した場合の総返済額は約5,256万円。手数料が低めで、返済負担は比較的小さいという結果でした。一部繰上返済・全額繰上返済はともに手数料がかからず利用できます。毎月の返済額の減額相談も審査次第で可能な場合があるので、返済期間中の返済額の調整はしやすいでしょう。柔軟に返済計画を変えたい人や、借り入れ時の手数料を抑えたい人に向いています。
おすすめスコア:4.09(2026/03/02時点)
全宅連グループのフラット35。一部・全額繰上返済が無料
全宅住宅ローン株式会社は、不動産業界団体「全宅連」グループに属する住宅ローン専業会社です。提携する不動産会社を通じて相談できる体制が整っています。フラット35を利用し、死亡・高度障害の保障のみで頭金1割を入れ、現在の金利で4,000万円を35年かけて返済した場合の総返済額は約5,264万円で、返済負担は小さいという結果でした。一部繰上返済・全額繰上返済のいずれも手数料はかからず、返済計画に合わせた対応が可能です。毎月の返済額の減額相談にも対応しており、審査の結果によっては利用できます。提携不動産会社との連携で物件探しの相談から住宅ローンの申し込みまでをスムーズに進められる可能性があります。ペアローンにも対応しているため、収入面での審査が不安な人の検討候補になるでしょう。
おすすめスコア:4.05(2026/03/02時点)
全国の店舗で相談可。一部・全額繰上返済どちらも無料
イオン銀行は、全国に展開する店舗網とオンラインサービスを組み合わせた住宅ローンの提供が特徴です。日常の買い物ついでに相談や手続きができる利便性があります。死亡・高度障害のみを付帯し頭金1割で4,000万円を借りた場合、現在の金利で試算した35年間の総返済額は約5,272万円で、ほかのフラット35と比べて返済負担が大きい結果でした。一部または全額の繰上返済は手数料不要で利用できます。ただし、返済額など契約条件の変更時には、他行と同様に所定の費用が発生します。全国のイオン銀行のあるイオン系列店舗で相談できるため、対面相談を希望する人の検討候補になるでしょう。ただし、返済負担を重視する人はほかのフラット35も検討しましょう。
おすすめスコア:4.04(2026/03/02時点)
頭金は必須だが返済負担は大きい。ペアローンに対応
クレディセゾンは信販系金融機関の中でも住宅ローンに強みがあり、ペアローンに対応し、フラット35の保証型を取り扱っている点が特長です。フラット35(保証型)で死亡・高度障害のみを付帯し、現在の金利で頭金1割を入れて4,000万円を借りた場合、35年間の総返済額は約5,284万円で、返済負担は大きいという結果でした。一部または全額の繰上返済に手数料はかからず、早期完済を目指す場合に有利です。毎月返済額の減額にも対応していますが、契約条件を変更する際には所定の手数料が発生するため、事前に確認しておくと安心です。ペアローンを利用したい人や、積極的に繰上返済を活用したい人に適したフラット35といえます。
おすすめスコア:4.04(2026/03/02時点)
多くの地域で店舗相談可。繰上返済も無料で対応
ARUHI 住宅ローンは、フラット35を主軸に住宅ローンを取り扱う専門金融機関です。全国各地に店舗があり、直接担当者と相談できるのが特徴です。買取型では、死亡・高度障害保障を付帯し、頭金1割を入れて4,000万円を35年間返済した場合、現在の金利で試算した総返済額はおよそ5,284万円となりました。他のフラット35と比べると返済負担は大きいです。また、一部繰上返済・全額繰上返済のどちらも手数料は不要です。毎月の返済額を減らす相談も可能で、手続きの可否は審査で判断されます。返済額の変動を避けたい人や、対面でのサポートを重視する人に適したフラット35といえます。
監修者:千日太郎(公認会計士)
ガイド:大島凱斗(元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


