変動金利住宅ローンは、固定金利やフラット35に比べて低金利なのが特徴の住宅ローン。りそな銀行・みずほ銀行などの多くの金融機関で提供されています。最近は日銀の利上げの影響で、「金利は今後どのくらい上昇する?」「固定にしたほうが安心?」といった声も多く、気になることが多いですよね。
今回は、人気の変動金利住宅ローン24商品を3個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの変動金利住宅ローンをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな変動金利住宅ローンは「返済負担が最も少なく、柔軟に返済計画を変更できて将来の変動リスクが小さい住宅ローン」。ぜひ申し込みの際の参考にしてください。
マイベストではベストな住宅ローンを「返済負担が最も少なく、柔軟に返済計画を変更できて将来の変動リスクが小さい住宅ローン」と定義。そんなベストな住宅ローンを探すために人気の変動金利住宅ローン24商品を集め、以下の3つのポイントから徹底検証しました。検証①:返済負担の小ささ検証②:返済方法の柔軟性検証③:変動リスクの少なさ
おすすめスコア:4.88(2026/03/19時点)
店舗で相談しつつ、返済負担を抑えたい人向けの住宅ローン
りそな銀行は、全国各地に店舗を展開する銀行です。地域によっては土日や祝日も相談を受け付ける店舗があり、生活スタイルに合わせた住宅ローン選びがしやすい点が魅力です。死亡・高度障害のみを条件に、頭金1割で4,000万円を35年間返済した場合を想定して現在の金利で試算した総返済額は約4,104万円でした。同条件の他行ローンと比較すると、返済の負担は小さいといえます。また、マイベストが調査した過去3年間の金利を見ると、りそな銀行は変動金利のなかでも低めの金利で安定していました。そのため、今後も低金利が続くと期待できるでしょう。一部繰上返済はオンライン手続きなら手数料がかからず返済額の調整がしやすい一方で、全額繰上返済は有料です。返済額減額の相談も可能で、審査の結果によっては認められます。店舗での相談体制が整っているため、返済負担を抑えつつサポートを重視する人にも向いています。
おすすめスコア:4.88(2026/03/19時点)
埼玉県中心に展開、分割融資に対応
埼玉りそな銀行は、埼玉県を中心に展開しており、店舗での相談とオンライン対応を組み合わせられる住宅ローンサービスを扱っています。死亡・高度障害のみの保障で、頭金1割を入れて4,000万円を35年間返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約4,104万円でした。同条件の住宅ローンと比べても、返済負担は小さいです。一部繰上返済はオンライン手続きであれば手数料が不要ですが、全額繰上返済には費用がかかります。返済額の減額も審査を経て対応されるため、返済期間中は家計の状況に合わせて返済額を調整しやすいといえるでしょう。年収100万円以上で、給与所得者は勤続1年以上、それ以外は3年以上が条件です。埼玉県に住み、金利が低い住宅ローンで返済負担を抑えたい人に適しています。
おすすめスコア:4.86(2026/03/19時点)
関西圏に展開する銀行。低金利で返済負担を軽減
関西みらい銀行は、主に関西エリアで展開し、地域に根ざしたサービスを提供しています。住宅ローンの相談にも対応しており、店舗では丁寧な接客を受けられる点が魅力です。死亡・高度障害のみの保障を付け、頭金1割で4,000万円を35年間返済する条件を想定して現在の金利で試算した総返済額は約4,107万円でした。同条件の住宅ローンと比べると、返済の負担は小さいといえます。一部繰上返済は、オンライン手続きであれば手数料がかからず返済額を調整しやすい反面、全額繰上返済は有料です。返済額減額の相談も審査次第で可能です。関西地方に住み、返済負担を抑えたい人や窓口で相談しながら借り入れを進めたい人に向いています。
おすすめスコア:4.62(2026/03/19時点)
負担が小さいネット銀行。5年ルール・125%ルールはない
SBI新生銀行は、オンラインを主体としたサービスを展開しており、住宅ローンも非対面で手続きできる利便性が特長です。申し込みから契約までスムーズに進められます。死亡や高度障害の保障のみを付け、頭金1割を入れて4,000万円を借り、35年間返済した場合を想定して現在の金利で試算した総返済額は約4,146万円です。比較的返済負担が小さいといえます。一部繰上返済・全額繰上返済はいずれも手数料がかからず、余裕のあるときに返済額を調整しやすいでしょう。ただし、返済額の減額相談は受け付けておらず、月々の返済額を途中で減らすことはできません。申し込みには前年度の年収が300万円以上であることが条件です。ネット完結で手間をかけずに契約を進めたい人に適しています。
おすすめスコア:4.54(2026/03/19時点)
全国で相談可能。分割融資も可能な住宅ローン
三井住友信託銀行は、信託業務を基盤として全国展開する金融機関です。住宅ローンは店頭で相談でき、ライフプランに沿った提案を受けられます。死亡や高度障害の場合のみ保障が付き、頭金1割を入れて4,000万円を35年返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額はおよそ4,160万円でした。ほかの住宅ローンと比べて返済負担は小さいです。Web手続きであれば、一部繰上返済の手数料が無料なので早めの返済を行いやすいでしょう。ただし、全額繰上返済は有料です。また、毎月の返済額減額の相談は審査の結果次第で対応されます。分割融資にも対応しており、注文住宅を購入し、返済負担を小さくしたい人に向いています。
おすすめスコア:4.5(2026/03/19時点)
がん保障の金利上乗せなし。返済負担は小さい
武蔵野銀行は、埼玉県を拠点に地域に密着した金融サービスを展開する地方銀行です。住宅ローンの相談窓口も整備されており、地元での住まい取得を支えています。死亡または高度障害の保障を付け、頭金1割で4,000万円を35年返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額はおよそ4,165万円でした。がん団信の上乗せ金利がないため、返済負担は小さい結果に。がん100%保障を付けた場合の負担も小さいです。オンライン手続きを利用すれば、一部繰上返済の手数料がかからないため返済計画を見直しやすい反面、全額繰上返済には手数料が発生します。毎月の返済額の減額は審査次第で認められる可能性があり、家計の状況に合わせて返済額を調整可能です。契約には年収200万円以上が必要で、自営業や法人役員は営業年数3年以上が条件です。がん保障を付帯した条件で返済負担を軽くしたい人に向いています。
おすすめスコア:4.49(2026/03/19時点)
神奈川県中心に展開。低金利で安定した住宅ローン
横浜銀行は神奈川県を中心に店舗を構える地方銀行です。住宅ローンの相談も地域に根ざした体制で行っており、地域密着型ならではの手厚い対応が受けられます。死亡や高度障害の保障を付けたうえで4,000万円を借り、頭金1割を入れて35年間返済した場合を想定して現在の金利で試算した総返済額は約4,177万円です。他行と比べて返済の負担は小さめで、がん保障を付けた条件で比較しても評価が高い結果でした。また、マイベストが集計した過去3年間の金利変動を見ると、変動金利の住宅ローンのなかでは金利が比較的低めの数値で安定していました。そのため、今後も低金利が続く可能性があるでしょう。インターネットバンキング経由の手続きなら、一部繰上返済も全額繰上返済も手数料がかからないため、家計に余裕があれば早めに返済しやすいでしょう。毎月の返済額を減らす手続きも審査次第で可能です。神奈川県に住み、返済負担の軽さを重視しつつ金利の安定性を求める人に向いています。
おすすめスコア:4.49(2026/03/19時点)
分割融資可能。5年ルール・125%ルールに対応していない
SBIマネープラザは、SBIグループが展開する対面型の住宅ローン窓口です。住信SBIネット銀行の住宅ローンを契約するにあたり、オンライン手続きだけでは不安な人でも利用しやすい環境が整っています。死亡や高度障害に備える保障付きで、頭金1割を入れて4,000万円を35年返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約4,167万円です。ほかの住宅ローンと比べても返済負担は小さいので、将来の支払いを抑えやすいでしょう。一部・全額いずれの繰上返済も手数料が不要なので、返済額の調整がしやすい点が魅力です。ただし、繰上返済以外の方法での返済額の減額は相談できません。返済負担の小ささと対面サポートの双方を重視する人に向いた住宅ローンです。分割融資にも対応しており、注文住宅の購入など多様な資金計画に合わせやすいのが特徴です。
おすすめスコア:4.46(2026/03/19時点)
ソフトバンクユーザーなら金利割引。5年・125%ルールはない
PayPay銀行は、インターネット専業銀行として各種ローンをオンラインで提供しています。ソフトバンクのスマホユーザーなら金利の割引が適用されます。死亡または高度障害の保障を付けて4,000万円を借り、頭金1割で35年間返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約4,160万円で、返済負担は小さいといえます。また、マイベストが調査した過去3年間の金利を見ると、PayPay銀行は変動金利住宅ローンのなかでも低めの金利で安定していました。そのため、今後も低金利が続く可能性があります。一部繰上返済はWeb手続きであれば手数料がかからず、返済計画の見直しがしやすい一方、全額繰上返済は有料なので注意が必要です。また、繰上返済以外では返済期間中の返済額減額は相談できません。ソフトバンクユーザーで、返済負担を抑えたい人に向いています。分割融資には対応していないため、注文住宅を購入する人は注意しましょう。
おすすめスコア:4.32(2026/03/19時点)
返済負担を抑えたい人におすすめ。過去の金利上昇が小さい
みずほ銀行は、国内の主要メガバンクの1つとして全国に店舗を展開しています。住宅ローンに関する相談がしやすい体制が整っており、一部地域では土日や祝日でも店舗での面談が可能です。死亡や高度障害時の保障を付け、頭金1割で4,000万円を借りて35年間返済した場合を想定して現在の金利で試算した総返済額は約4,194万円という結果でした。他行と比べても返済負担がやや小さいので、総支払額を抑えやすい点が特徴です。また、一部の銀行に対してマイベストが集計した過去3年間の金利変動を見ると、比較的金利が低めの数値で安定していました。そのため、今後も比較的低い金利が続くと期待できます。一部繰上返済はオンライン手続きであれば手数料がかからず、返済額の調整がしやすい環境です。ただし、全額繰上返済には別途費用が発生します。返済額の減額相談にも対応しており、審査の結果によっては利用できます。団信の保障内容にかかわらず、返済負担を抑えたい人向きの住宅ローンです。分割融資や5年・125%ルールへの対応もあり、注文住宅を購入する人や金利上昇が心配な人にも適しています。
監修者:千日太郎(公認会計士)
ガイド:大島凱斗(元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


