固定金利住宅ローンは、契約時に決めた金利が一定期間変わらない住宅ローン。みずほ銀行・りそな銀行などの様々な金融機関から提供されています。最近は金利が上昇傾向にあり、「変動金利とどちらがおすすめ?」「何年固定がいい?」と選び方に悩んでいる人も多いでしょう。
今回は、人気の固定金利住宅ローン32商品を2個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの固定金利住宅ローンをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな固定金利住宅ローンは「返済負担が最も少なく、柔軟に返済計画を変更できる固定金利住宅ローン」。ぜひ申し込みの際の参考にしてください。
マイベストではベストな固定金利住宅ローンを「返済負担が最も少なく、柔軟に返済計画を変更できる固定金利住宅ローン」と定義。そんなベストな住宅ローンを探すために人気の住宅ローン32商品を集め、以下の2つのポイントから徹底検証しました。検証①:返済負担の小ささ検証②:返済方法の柔軟性
おすすめスコア:4.88(2026/03/11時点)
埼玉県の地方銀行。がん団信に金利が上乗せされない
武蔵野銀行は埼玉県を拠点に展開する地方銀行で、地域に根ざした対応が特徴です。店舗での住宅ローンの相談にも応じています。固定10年・死亡および高度障害のみを対象とし、4,000万円の購入費に対して頭金1割を入れ、35年間借りた場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約4,543万円という結果でした。返済負担は小さく、利息を抑えたい人の検討候補になるでしょう。一部繰上返済はオンラインであれば手数料無料ですが、全額繰上返済には費用が発生します。毎月の返済額を減らす手続きも審査次第で可能です。埼玉県に居住する人で、返済総額をできるだけ低くしたい人やがん団信の利用を視野に入れている人に適しています。
おすすめスコア:4.78(2026/03/11時点)
全額繰上返済の手続きは有料。返済負担は小さい
auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資するネット銀行で、オンラインで完結できる住宅ローン手続きが特長です。スマートフォンからの申し込みにも対応しています。固定10年で死亡高度障害のみ・頭金1割・借入総額4,000万円・返済期間35年の場合、現在の金利で試算した総返済額は約4,635万円でした。ほかの住宅ローンと比較して返済負担は小さく、ネット完結型の契約で利便性を重視したい人には候補の1つです。一部繰上返済は手数料無料ですが、全額繰上返済は手数料が発生するため注意が必要です。また、毎月の返済額減額の相談も可能で、審査の結果によっては認められます。返済負担の小ささを重視する人、固定金利でネット完結や手続きの簡便さを重視する人におすすめの住宅ローンです。
おすすめスコア:4.59(2026/03/11時点)
茨城県中心に展開、固定10年で返済負担を軽減
常陽銀行は茨城県を中心にサービスを展開する地方銀行です。地域密着型のサポートを強みとし、住宅ローンは多様なプランから選べます。固定10年で死亡・高度障害のみを対象とし、4,000万円の購入費に対して頭金1割を入れ35年間借りた場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約4,790万円という結果でした。返済負担は小さく、返済負担の小ささを重視する人の検討候補になるでしょう。一部繰上返済はオンライン手続きであれば手数料がかからない一方、全額繰上返済では費用が発生します。毎月の返済額減額の相談も審査次第で可能です。関東圏に居住して返済負担を抑えたい人に適しています。ただし、茨城県・東京23区以外は対応できるエリアが各県ごとに異なるため、申し込み前に公式サイトを確認してください。
おすすめスコア:4.51(2026/03/11時点)
関西圏なら検討候補、固定金利でも低金利に抑えられる
関西みらい銀行は、関西地域を中心に事業を展開し、地域に根ざした金融サービスを行う銀行です。住宅ローンでは、さまざまなニーズに応える複数の金利タイプをそろえています。固定10年型で死亡・高度障害のみの団信に加入し、4,000万円の購入費に対して頭金1割を入れ、35年間返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約4,859万円となりました。他行と比べても返済負担は小さく高評価でした。一部繰上返済はオンラインでの手続きなら無料ですが、全額繰上返済には手数料がかかります。毎月の返済額減額の相談も審査次第で可能です。返済総額を低く抑えたい人や、保障内容と金利のバランスを重視する人に向いた住宅ローンです。ペアローンには対応していないため、単独で借り入れを検討している人に適しています。
おすすめスコア:4.49(2026/03/11時点)
東京都中心に展開する地方銀行。店舗相談も可能
きらぼし銀行は、東京都を中心に首都圏で展開している地方銀行です。地域密着型のサービスを行っており、住宅ローンに関する相談にも親身に対応しています。固定10年で死亡・高度障害のみを対象に、4,000万円の購入費に対して頭金1割を入れて35年間返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約4,871万円。他の固定金利住宅ローンと比べると返済負担は小さく、高評価でした。オンラインであれば一部繰上返済は手数料無料ですが、完済時の全額繰上返済には費用がかかります。また、毎月の返済額の減額相談も審査次第で可能な場合があるので、返済期間中の返済額の調整はしやすいでしょう。東京都近辺の首都圏に居住し、返済負担を抑えたい人の検討候補になります。
おすすめスコア:4.47(2026/03/11時点)
神奈川県中心に展開、繰上返済は全額・一部どちらでも無料
横浜銀行は、神奈川県を中心に店舗展開をしている地方銀行です。地域密着型のサポート体制が特徴で、店舗での相談も行えます。固定10年で死亡高度障害のみ・頭金1割・借入総額4,000万円・返済期間35年の場合、現在の金利で試算した総返済額は約4,941万円でした。ほかの住宅ローンと比較して返済負担はやや小さく、低めで安定した金利で計画的に返済を進めたい人に向いています。一部繰上返済・全額繰上返済のどちらもオンライン手続きなら手数料無料で対応しています。毎月の返済額の減額相談も審査次第で可能な場合があるので、返済期間中の返済額の調整はしやすいでしょう。神奈川県内に住んでいて、固定10年で契約したい人の検討候補になるでしょう。
おすすめスコア:4.46(2026/03/11時点)
繰り上げ返済が手数料無料。減額相談は非対応なのがネック
SBI新生銀行は、インターネットを主軸に全国でサービスを展開している銀行です。住宅ローンの手続きもオンラインが中心で、手間をかけずに進めたい人に適しています。固定10年で死亡・高度障害のみのプランで4,000万円の購入費に対して頭金1割を入れ、現在の金利で試算した総返済額は約4,897万円でした。返済負担は小さく、返済負担を軽くしたい人の検討候補になるでしょう。一部・全額の繰上返済はいずれも手数料無料ですが、毎月の返済額の減額相談には非対応です。返済プランを柔軟に変更しにくいことに注意しましょう。住む地域に限らず、返済負担を抑えたい人の検討候補になるでしょう。ただし、万が一のときに返済額の減額を希望する場合には不向きです。
おすすめスコア:4.45(2026/03/11時点)
団信をつけても低金利!返済負担を軽くしたい人におすすめ
みずほ銀行は、全国に店舗網を持つ大手銀行で、知名度も高い金融機関です。住宅ローン相談の受付は幅広く、一部店舗では土日祝日の相談にも対応しています。死亡・高度障害のみの団信に加入し、頭金1割を用意して4,000万円を35年間返済した場合を想定し、現在の金利で試算した総返済額は約4,907万円。固定10年型のなかでも返済負担は小さく高評価となりました。オンライン手続きによる一部繰上返済は手数料無料で行えますが、全額繰上返済には費用がかかります。また、返済額を減らすための相談も可能なので、返済期間中は家計の状況に合った返済ができるでしょう。固定期間10年で総返済額をできるだけ抑えたい人におすすめの住宅ローンです。
おすすめスコア:4.42(2026/03/11時点)
千葉県中心に展開。返済負担は小さめ
千葉銀行は、千葉県を中心に展開する地方銀行で、複数のニーズに応えられるよう住宅ローン商品を多数取り扱っています。相談体制も整っており、安心感のある対応が期待できます。固定10年で死亡高度障害のみ・頭金1割・借入総額4,000万円・返済期間35年の場合、現在の金利で試算した総返済額は約4,933万円でした。ほかの固定10年型の住宅ローンと比較して返済負担はやや小さく、金利を重視する人にも選択肢になるでしょう。一方で、一部繰上返済はオンライン手続きなら無料で対応可能ですが、全額繰上返済には手数料がかかります。また、毎月の返済額減額は相談・審査次第で可能です。返済負担はもちろん、保障内容や分割融資の対応など、条件面の柔軟さを重視する人には選択肢のひとつです。
おすすめスコア:4.37(2026/03/11時点)
条件は年収200万円以上。返済額の減額相談はできない
PayPay銀行は、ネット専業銀行として手続きのスピードと利便性を強みとしています。来店不要で住宅ローンの申し込みから契約まで完結できるのが特徴です。固定10年のプランで死亡高度障害のみ・頭金1割・借入総額4,000万円・返済期間35年の場合、現在の金利で試算した総返済額は約4,913万円。総返済額は小さく、返済負担を抑えたい人は検討候補にしてもよいでしょう。一部繰上返済はWeb上での手続きなら手数料無料で利用可能ですが、全額繰上返済には手数料がかかる点に注意が必要です。返済額の減額相談はできないので、返済方法の変更を重視する人にはやや不向きといえます。年収200万円以上が申し込み条件です。オンライン完結型の住宅ローンを希望し、ネット手続きの効率を優先したい人に向いています。
監修者:千日太郎(公認会計士)
ガイド:大島凱斗(元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


