リップル日足チャート 2025年12月19日
リップル4時間足チャート 2025年12月19日
リップル1時間足チャート 2025年12月19日
リップル(XRP)は現在、1.86ドル付近を推移している。昨日は短期的に上昇する場面があったものの、17日と同様に日足短期HMA付近で上値を抑えられ下落へ転じた。その後、日足で確認できる安値ラインである1.82ドル付近を下抜け、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドまで下落したが、同バンドで反発し、現在は下落後の戻り局面にある。
日足では直近安値を更新しており、日足レベルで下降トレンドが成立している状態だ。現在は反発局面にあるものの、日足短期HMA付近は引き続き戻りの抵抗帯として意識されやすく、上値を抑えられた場合は再び下落方向へ傾きやすい構図が続いている。
これらの推測から、短期から中期は1.82ドル付近と1時間足中期HMAを明確に下抜けし下落の再開を待つ状態と言える。1.82ドル付近と1時間足中期HMAを下抜けし下降の流れが再び明確となった場合、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが位置する1.70ドルから1.75ドル付近までの下落が視野に入る。
中長期的には、日足レベルで下降トレンドが再開していることから、一時的に日足中期HMA付近まで戻す押し目を形成する可能性はあるものの、今後は1.615ドル付近を目標としたシナリオとなると思われる。併せて短中期ともに売り目線を基本とし、短中期でチャンスをとらえ、大きな流れに乗る戦略が有効となるだろう。
ビットコイン日足チャート 2025年12月19日
ビットコイン4時間足チャート 2025年12月19日
ビットコイン1時間足チャート 2025年12月19日
ビットコイン(BTC)は現在、87,100ドル付近を推移している。昨日夜に一時上昇の値動きを見せたものの、日足短期HMAを上抜けして維持するには至らず、再び日足中期HMA付近まで下落した。その後は反発したが、現在の価格は4時間足長期HMAおよび日足短期HMAの直下に位置しており、上値の重さが意識されやすい状況である。
日足中期HMAは中長期的な下落再開の節目となる重要なラインであり、この水準で下落を一旦否定されたことで、直近の下落圧はやや後退する可能性がある。一方で、一昨日から昨日にかけて日足短期HMAの上抜けを維持できていない点や、日足MACDが依然としてマイナス圏を推移している点を踏まえると、日足短期HMAを明確に上抜け、その後1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立するまでは、短中期的に下落方向へ傾きやすい局面と判断できる。
現状は、日足中期HMAを明確に下抜けし、下落が再開されるかを待つ段階である。日足中期HMAを価格が下抜け、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴いながら、1時間足で下降のダウ理論が成立した場合、中期目線のショートエントリーが有効となり、下値の目安は80,650ドル付近を想定する。
一方、下落局面において日足中期HMAを下抜けせずに反発し、日足短期HMAを上抜けたうえで1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立した場合、短期的には下落圧が弱まる可能性がある。ただし、日足全体の構図は依然として下降トレンドの押し目形成段階にあり、方向転換と判断するには早い。そのため、反発したとしても次の下落に備えた目線を維持する必要があるだろう。
イーサリアム日足チャート 2025年12月19日
イーサリアム4時間足チャート 2025年12月19日
イーサリアム1時間足チャート 2025年12月19日
イーサリアム(ETH)は現在、2,960ドル付近を推移している。昨日は日足中期HMAで反発し一時的に上昇したものの、本日に入り再び急落となり日足中期HMAを下抜けた。その後は短期的な反発が入り、現状は下落が一旦落ち着いた状態で推移している。
足元の値動きを見ると、1時間足では1時間足長期HMAおよび1時間足一目均衡表雲を上抜けしており、短期から中期にかけた下落リスクは一時的に低下している。ただし、価格の上部には日足短期HMAと4時間足長期HMAが控えており、戻り局面ではこれらが抵抗帯として機能しやすい配置である。また、日足MACDからは下落圧の明確な減少は確認できず、上昇への転換を判断する材料には乏しい。
このため、日足短期HMAおよび4時間足長期HMAを明確に上抜けしない限り、再度日足中期HMAを下抜けて下落が再開する可能性は残されている。下落再開の判断基準としては、日足中期HMAを下抜けた後、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立するかが重要となる。この条件が揃った場合、中期目線のショートエントリーが有効となり、下値の目安は4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが位置する2,720ドル付近を想定する。
さらに、下落が加速し4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴う展開となった場合、日足で確認できる安値ラインである2,620ドル付近までの下落も視野に入る。一方で、短期的な反発が続いたとしても、日足レベルのチャート構造は下落優勢の配置が継続しており、方向転換と判断する段階ではない。そのため、短中期においても売り目線を基本とし、反発を狙うリスクの高い判断は避けたい局面である。
ペペコイン日足チャート 2025年12月19日
ペペコイン4時間足チャート 2025年12月19日
ペペコイン1時間足チャート 2025年12月19日
ペペコイン(PEPE)は現在、0.00000388ドル付近を推移している。17日に日足で確認できる直近安値ラインである0.00000395ドルを下抜け、その後は本日にかけて4時間足レベルで下降トレンドを形成しながら日足中期HMAを下抜けた。現在は4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから反発し、下落後の戻り局面にある。
現状、価格は日足中期HMAを一時的に上回って推移しているものの、日足では安値を切り下げる形が続いており、日足レベルでは下落圧が依然として優勢と判断できる。
このため、短期から中期の下落再開シナリオとしては、日足短期HMAを上抜けせずに反落し、日足中期HMAおよび1時間足中期HMAを下抜けする動きが確認された場合が想定され、短期的には4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが位置する0.0000036ドル付近までの下落が視野に入る。
さらに長期的な視点では、日足中期HMAを明確に下抜けした状態が継続した場合、本格的な下降局面へ移行する可能性が高い。その場合、日足ボリンジャーバンドロワーバンドが控える0.0000029ドル付近から、10月10日の安値ラインである0.0000028ドル付近まで、目立った抵抗帯が少ない価格帯となるため、このゾーンまでの下落を想定した戦略が有効となるだろう。
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