動画共有プラットフォームを展開する米ランブル(Rumble Inc.)と、ステーブルコイン発行企業のテザー(Tether)が、暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ランブル・ウォレット(Rumble Wallet)」をローンチしたと1月7日に発表した。
ランブルは、動画共有サービスを中心に、クラウドサービス事業も展開するナスダック(Nasdaq)上場のテクノロジー企業だ。広告や外部決済事業者に依存しない形でのクリエイター向け収益化手段の提供を進めている。
ランブル・ウォレットは、ランブルのプラットフォームに直接統合されたノンカストディアル型の暗号資産ウォレットだ。ローンチ時点でBTC、USDT、XAUTに対応し、視聴者が暗号資産でクリエイターに投げ銭できる仕組みとして提供される。
同ウォレットは、動画共有プラットフォーム上に暗号資産決済を組み込むことで、広告ネットワークや銀行、決済事業者といった仲介を介さずに、クリエイターが視聴者から直接、迅速かつ国境を越えた支払いを受け取れるようにするとしている。
同ウォレットは、テザーが提供するウォレット開発キット「ウォレット・デベロップメント・キット(Wallet Development Kit:WDK)」を用いて構築された。資産の管理(カストディ)は利用者自身が行う設計で、テザーは今回がWDKの初の実運用になるとしている。
また、暗号資産と法定通貨のオンランプおよびオフランプについては、暗号資産決済基盤を提供するムーンペイ(MoonPay)が担う。これにより、利用者はクレジットカードやアップルペイ(Apple Pay)、ペイパル(PayPal)、ヴェンモ(Venmo)などの従来の決済手段と暗号資産の間を行き来できるという。
なお今回のランブル・ウォレットのローンチは、ランブルとテザーの継続的な関係の中で進められてきた取り組みの一環とみられる。両社を巡っては、2024年12月に、テザーがランブルに対し、総額7億7,500万ドル(約1,216億円)の戦略的投資を行う最終合意を締結したと発表している。
参考:ランブル
画像:PIXTA


