マイクとスピーカーが一体になったマイクスピーカー。メーカーによってはスピーカーフォンとも呼ばれており、テレワークやWEB会議の普及にともない導入する人も増えています。しかし、ヤマハやAnker、エレコムなど多種多様なメーカーから販売されているうえ、大きさや価格帯もさまざま。肝心の音も使ってみなければわからず、どれを選ぶべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のマイクスピーカー10商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのマイクスピーカーをランキング形式でご紹介します。mybestが定義するベストなマイクスピーカーは「会議室のどこに座っても音声がはっきり聞こえて、相手に音声がしっかり伝わるマイクスピーカー」。徹底検証してわかったマイクスピーカーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなマイクスピーカーを「会議室のどこに座っても音声がはっきり聞こえて、相手に音声がしっかり伝わる商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のマイクスピーカー10商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。検証①:マイクの集音性能の高さ検証②:マイクの音質のよさ検証③:スピーカーの音質のよさ検証④:接続性の高さ検証⑤:使い勝手のよさ
おすすめスコア:4.7(2026/01/19時点)
最安価格:51,369円(2026/01/19時点)
騒がしい環境でも声を明瞭に。多人数会議に最適な高性能マイクスピーカー
ヤマハの「ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-330」は、日本発の音響機器メーカーであるヤマハが開発した、ビジネス向けの会議用マイクスピーカーです。同社の音響技術を活かし、オープンスペースや小中規模の会議室での遠隔コミュニケーションに適したモデルとして展開されています。本製品の最大の特徴は、スピーカーの音質のよさにあります。検証商品の中で唯一の★4.50以上の高評価で音質の特徴としては中高域の音がしっかり出ており、ハキハキとした芯のある声が聞こえます。また、マイクの集音性能も高く、3つの高性能マイクが360度全方位をカバーし、声の大小や発言者との距離に左右されにくいため、複数人が発言する会議でもスムーズなコミュニケーションが可能です。接続性の高さも魅力の一つです。USB、Bluetooth、アナログ端子に対応し、主要なWeb会議ツールとの連携も可能。多様なデバイスやOSでの利用に不安がないため、場所やデバイスを選ばずに使用できるでしょう。一方で、本体サイズが比較商品の中では最も大きく、会議室以外での利用には不向きです。リモートワークで使用する場合はサイズがコンパクトな他商品を検討しましょう。また、今回の比較商品の中で価格が最も高く、低価格の商品を探している人にはおすすめできません。多人数が参加する会議や、クリアな音声を求めるビジネスユーザーに最適な製品です。特に、オープンスペースや小中規模の会議室での使用を想定している人におすすめできます。
おすすめスコア:4.62(2026/01/19時点)
最安価格:19,988円(2026/01/19時点)
リモートワークでも会議室でも使える万能モデル!
Ankerの「会議用マイクスピーカー S600」は、中国に本社を置くAnker Innovationsが開発したマイクスピーカーです。同社は、充電器やオーディオ機器などのスマートデバイス周辺機器を手がけるグローバルブランドです。本製品は、同シリーズ内でも高性能モデルとして提供されています。 本製品の最大の特徴は、マイクの性能にあります。据え置き型のマイクスピーカーの中ではマイクの音質の評価が最も高く、中高域の音をしっかりと収録でき、音が太く相手にしっかり聞こえる音質になっています。また、マイクの集音性も高評価でした。10人規模の会議室で使用してもしっかり声を拾ってくれる性能です。スピーカーの音質では高域の音は出ていなかったものの中域の音が大きく出ており、会議の使用には問題ないレベルでした。一方、スピーカーの音質に関しては、中音域の強調で声が明瞭に聞こえる反面、低音と高音は控えめなため、やや物足りなさを感じる可能性があるでしょう。オフィスでの使用以外にリモートワークでの使用を想定している人にもおすすめできます。特にリモートワークでの使用ならリモートワークのデスクの上でも邪魔にならないサイズでマイクスピーカー本体にワイヤレス充電機能が付いているなど、デスクをすっきりできる用途もありますよ。
おすすめスコア:4.57(2026/01/19時点)
最安価格:17,556円(2026/01/19時点)
USB Type-Aでの安定接続!小規模会議におすすめ
サンワサプライは、日本のオフィスや教育現場向けのパソコン周辺機器を多く手がけているメーカーです。「WEB会議USBスピーカーフォン MM-MC36」は、USB接続専用のマイクスピーカーとして展開されています。マイクの集音性能は非常に優れており、据え置き型にもかかわらず、ピンマイク型のマイクスピーカーと同じ最高評価の★5.00となっています。離れた距離からでも音声をしっかりと拾うことができました。また、音質に関してはマイクもスピーカーも中音域の音が強調されているので、太く芯のある音質です。ただし、接続性に関してはUSB Type-A接続のみのため、USB Type-CやBluetooth接続をしたい人には不向きです。また、連結機能もないため、広い会議室での使用では参加者全員の声を拾うことができない可能性があるため、小中規模での使用をおすすめします。個人利用や小規模会議を中心に、USB Type-A接続での安定性を重視する人におすすめです。Bluetooth非対応や低音域の弱さが気にならない人にとっては、十分に満足できる性能を備えています。
おすすめスコア:4.55(2026/01/19時点)
最安価格:8,980円(2026/01/19時点)
1万円以下で選ぶならこれ!基本性能は十分なスペック
Ankerの「 PowerConf S3 AK-A3302011」は、会議用マイクスピーカーシリーズの中でも、手に取りやすい価格帯で提供されるモデルです。マイクの集音性能は非常に優れており、150cm離れた声も自然に拾うことができるので、複数人での会議でも快適に使用できます。また、マイクの音質も中高音域がクリアで、ノイズリダクション性能も高いため、音声会議に十分な性能を備えています。接続性については、USB Type-A・USB Type-CやBluetooth接続に対応しており、主要なWeb会議ツールとも連携可能。さらに、使い勝手のよさも評価されており、直感的な操作性や豊富な機能が魅力です。ミュート機能などは本体の上部に集約しており、操作もタッチ式なため、操作音がマイクに入りにくいのもポイント。一方で、スピーカーの音質に関しては、低中音域があまり出ておらず、はっきり聞こえるとは言い切れない音質です。ただし、リモートワークでの個人利用や少人数のWeb会議を中心に行う人にとってはコストパフォーマンスに優れた選択肢です。多機能でありながら操作が簡単な点も魅力で、リモートワークや出張先での使用にも適しています。
おすすめスコア:4.54(2026/01/19時点)
最安価格:18,279円(2026/01/19時点)
高性能マイクで明瞭な音声を実現。小規模会議におすすめ
デンマーク発の音響機器ブランドJabraが展開する「SPEAK2 55」は、同社の会議用マイクスピーカーシリーズの中でも中核モデルとして位置づけられています。USBおよびBluetooth接続に対応し、主要なWeb会議ツールとの互換性も高く、ビジネス用途に適した製品です。マイクの集音性能では最高評価を獲得しており、離れた位置からの音声も明瞭に拾うことができました。また、マイクの音質も十分な評価を受けており、中高音域が強調されて声がクリアに伝わる特性があります。ノイズリダクションやエコーキャンセラーにも対応しているので、雑音がある環境でも快適に使用できるでしょう。一方、スピーカーの音質については、低音から高音までやや物足りなさがあります。また、連結機能も非搭載のため、大規模な会議には適していません。この製品は、リモートワークや小人数でのWeb会議での使用におすすめです。
おすすめスコア:4.53(2026/01/19時点)
最安価格:23,999円(2026/01/19時点)
ピンマイク型で安定した会議が可能!長時間や連続使用には不向き
BALILAの「会議用マイクスピーカー」は、USB接続に対応したシンプルな有線モデルで、ピンマイク型のマイクスピーカーです。マイクの集音性能の検証では最高評価を獲得しました。ピンマイク型なので距離や声量に関係なく安定した音声取得が可能で、広めの会議室での使用にも最適。マイクの音質も複数人が発言するオンライン会議用としても満足できる仕上がりで、音質重視の人におすすめです。マイクでの評価とは裏腹にスピーカーの音質の検証では低い評価となりました。低中音域がほとんど出ておらず、物足りなさが残ります。1対1のWeb会議では気になりませんが、複数人いる会議では相手の声がはっきりと聞こえない可能性があります。また、ピンマイク型のため、本体とは別にピンマイクの充電が必要で、長時間や連続使用にはやや不便です。複数人が発言するWeb会議や、広めの会議室での使用を想定している方におすすめです。ただし、同じピンマイク型の「ZHUOSHENG 会議用マイクスピーカー」と同じ性能で、OEM商品と考えられるため、どちらを選んでも問題ないでしょう。
おすすめスコア:4.53(2026/01/19時点)
最安価格:21,999円(2026/01/19時点)
低価格でピンマイク型のマイクスピーカーが欲しい人に!
ZHUOSHENGの「会議用マイクスピーカー」は、ピンマイク型のマイクスピーカーで最大10人までピンマイクを付けて会議に参加することができます。マイクの集音性能とマイクの音質の検証では比較商品の中でトップクラスの性能を持っており、距離や声量に関係なく安定した音声取得が可能です。複数人が参加するWeb会議でマイクスピーカーから距離が離れている人もしっかり声を拾ってくれます。一方で、スピーカーの音質の検証では低評価となりました。とくに低中音域がほとんど出ておらず、相手の声が聞こえにくい印象です。複数人いる会議では周囲の声に混ざって相手の声が聞き取りづらい可能性があります。接続は有線接続のみでBluetooth接続などができないため、デバイスによっては使用しにくさを感じるでしょう。また、本体とは別にピンマイクの充電が必要で、長時間や連続使用にはやや不便です。ピンマイク型のマイクスピーカーでは比較的安価な価格帯のため、コストを抑えたい人におすすめ。ただし、同じピンマイク型のBALILAの「会議用マイクスピーカー」と同じ性能で、OEM商品と考えられます。
おすすめスコア:4.51(2026/01/19時点)
最安価格:8,999円(2026/01/19時点)
複数台購入ならこれ!接続性が高く、コスパも良い
EMEETは中国を本拠地とするパソコン周辺機器の製造・販売を行っているメーカーです。マイクスピーカーをはじめ、Webカメラやヘッドセットなどの会議用デバイスを中心にグローバル展開しています。「EMEET OfficeCore Luna」は、同社のマイクスピーカーの中でも、コストパフォーマンスに優れたモデルとして展開されており、テレワークや小規模な会議室での使用に適しています。本製品の特徴は、接続性の高さにあります。接続性の検証でチェックした項目すべてに対応しており、USBやBluetoothに加え、AUX・ドングル接続と幅広い方法に対応。主要なWeb会議ツールとの互換性も良好で、WindowsとMacの双方で即時利用できる柔軟性が評価されました。さらに、連結機能やバッテリー駆動にも対応しており、設置場所を問わず活用できる点も魅力です。一方で、マイクの音質に強いこだわりを持つ人には不向きです。中高音域が弱く、ハキハキとした声を届けられるとは言えません。テレワークや少人数での会議、複数端末での接続を重視する人に適した一台です。ただし、複数導入を検討していないなら他の商品の検討がよいでしょう。
おすすめスコア:4.49(2026/01/19時点)
最安価格:7,599円(2026/01/19時点)
価格相応の性能。音質にこだわらないなら選択肢に
EMEETの「EMEET OfficeCore M0 Plus」は、同社のマイクスピーカーシリーズの中でも、低価格で販売されており、エントリーモデルとして位置付けられています。マイクの集音性能は、離れた距離からでも安定して音声を拾える点が評価されました。4つのAIマイクによる360度全方位集音と、ノイズリダクションやエコーキャンセラーの機能があるのでクリアな通話が可能です。また、USB・Bluetooth・アナログ接続に対応し、主要なWeb会議ツールとの互換性も高く、複数デバイスを使い分ける人にも適しています。操作ボタンやインジケーターが上面に集約されており、直感的な操作が可能です。一方で、マイクとスピーカーの音質については、比較商品の中で低評価でした。そのため、音質にこだわりを持つ人には不向きといえます。ただし、音質にこだわりがないのであれば十分に使用できるでしょう。マイクスピーカーの中では比較的低価格で販売されているので、手軽にマイクスピーカーを手に入れたい人におすすめです。マイクやスピーカーの音質もこだわりたいなら上位商品の購入を検討しましょう。
おすすめスコア:4.44(2026/01/19時点)
最安価格:23,900円(2026/01/19時点)
直感的な操作が魅力。音質重視には不向き
EMEETの「OfficeCore M2」は、EMEETのスタンダードモデルとして位置づけられた商品です。マイクの集音性能は非常に優れており、150cm離れた位置でも明瞭に音を拾えることが確認されました。これにより、広めの会議室や複数人でのオンライン会議でも快適に使用できます。使い勝手のよさも高評価で、直感的なタッチ操作や音量調整のしやすさが魅力です。さらに、複数台連結やバッテリー駆動にも対応しており、柔軟な運用が可能です。一方、マイクの音質に関しては低い評価でした。中音域は強調されているものの、低音と高音が弱く音に厚みを感じにくいでしょう。また、スピーカーの音質も全体的に満足にでているとは言いきえれず、音質にこだわりたい人は不満かもしれません。直感的に操作できるような商品で使い勝手の良いマイクスピーカーが欲しい人にはおすすめですが、マイクの音質にこだわりがある人は別の商品の検討をおすすめします。
監修者:沖田純之介(サウンドデザイナー)
ガイド:原豪士(Goshi Hara)(元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当)
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