ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の追加取得を2月17日に発表した。
発表によるとビットマインは、直近1週間で4万5,759ETHを購入したという。同社の現在の保有資産総額は約96億ドル(約1.5兆円)とのこと。
2月16日時点での同社の保有資産の内訳は、イーサリアム437万1,497ETH、ビットコイン193BTC、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分1,700万ドル(約26億円)相当、ビースト・インダストリーズ(Beast Industries)の株式持ち分2億ドル(約307億円)相当、そして現金6億7,000万ドル(約1,029億円)となっている。
ビットマインのイーサリアム保有数は全供給量の3.62%となっている。この数字は、イーサリアム総供給量の5%取得を目指す同社の投資戦略「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)構想」において、目標の72%に相当する。
またビットマインのステーク済みイーサリアムの総量は304万483ETHとのこと。これは、1ETHあたり1,998ドル(約31万円)で換算すると約61億ドル(約9,369億円)相当にあたる。
ビットマイン会長のトム・リー(Tom Lee)氏は、暗号資産イベント「コンセンサス香港(Consensus Hong Kong)」に参加し、「2026年はイーサリアムにとって決定的な年になる」という見解を示した。その背景として、イーサリアム上でのトークン化やプライバシー機能を通じたウォール街の活用、AIおよびAIエージェントが決済の受領および検証の双方にイーサリアムを利用すること、そしてイーサリアムのL2上で稼働する人間であることの証明などをクリエイターが支持し始めているという三点を挙げた。
また同氏は、低迷が続く暗号資産市場をミニ冬(mini-winter)と表現し、価格動向に関わらずETHの購入を継続している理由について、「イーサリアムの長期的な見通しは依然として非常に優れていると考えているため」だと述べている。
ビットマインは米国の証券取引所NYSEアメリカン(NYSE American)に上場している。上場企業としてのイーサリアム保有量は世界最多で、イーサリアムを含む暗号資産全体の保有額では、ビットコインを最大保有するストラテジー(Strategy)に次いで世界第2位となっている。
またビットマインの株式(ティッカー:BMNR)は、米国市場において取引量の多い銘柄としても注目されている。米投資調査会社ファンドストラット(Fundstrat)のデータによれば、2月13日時点での1日平均取引量は9億ドル(約1,382億円)で、米国内株式の取引量ランキングで第158位に位置しているという。
ビットマインは1月15日、登録者数世界一のYouTuber「ミスタービースト(MrBeast)」が創業したビースト・インダストリーズ(Beast Industries)に対し、2億ドル(約307億円)の株式投資を行うと発表している。
参考:プレスリリース
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