暗号資産市場は再び売り圧力にさらされ、時価総額は過去24時間で約1%縮小、主要10銘柄も軒並み下落した。もっとも、一部アルトコインは地合いに逆行する動きを見せる。ベニス・トークン(VVV)は上位300銘柄の中で最も堅調に推移し、資金流入の受け皿として存在感を高めている。
Venice AIは、プライバシー重視で承認不要のプラットフォームであり、テキスト・画像・動画・コード生成用のオープンソースAI モデルへの自由なアクセスを提供している。創業者は、元ShapeShift CEOのエリック・ボーヒーズ氏。
Venice Token(VVV)は、Venice AIエコシステムのネイティブトークンである。2025年1月にローンチされた。主なユーティリティはステーキング。
ユーザーはVVVをステーキングして利回りを得る、またはDIEMをミントすることができる。各DIEMは、無期限に日額1ドル分のAPIアクセスを提供する。
BeInCrypto Marketsのデータによれば、VVVは本日20%超上昇し、高値は6.78ドルを付けた。これは2025年2月以来の高値水準となった。
執筆時点で、このトークンは6.57ドルで取引されていた。また、時価総額で上位300の暗号資産のうち最大の上昇銘柄となったと、CoinGeckoは報告している。
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月曜日の急騰は一時的な動きではなく、より大きな上昇トレンドの一部となっている。CoinGeckoは最近の投稿で、VVVが過去3か月で7.5倍に成長していると指摘した。時価総額は現在2億9070万ドルを突破している。
何がこの上昇を牽引しているのかが重要なポイントである。CoinGeckoは主な要因を2つ挙げている。まず、同プラットフォームは2月10日から年間 トークン発行量を800万VVVから600万VVVに減少させた点である。
この新規発行量の25%削減により、供給面での圧力が高まっている。流通量が減ることで売り圧力も低下し、トークンの希少性が強化される。さらに、VVVが複数のプラットフォームで統合されたことで、露出とユーティリティが拡大した形だ。
さらに、プラットフォーム全体の需要も高まっている。Venice AIは登録ユーザー数が200万に到達しており、エコシステムの成長が続いている。API利用者の数も増加している状況である。
LunarCrushのデータでは、VVVに対するSNSでのエンゲージメントが高水準となっている。エンゲージメントは日平均比255%増、ソーシャルドミナンスは前週比424%上昇した。このトークンは暗号資産全体でAltRank 8位を獲得し、堅調なパフォーマンスと関心を示している。
VVVは依然として過去最高値から70%下回った水準にある。供給減と利用者増加を背景としたこの上昇トレンドが、軟調な市場全体のなかで持続するかどうかは、今後の動向を注視する必要がある。


