暗号資産(仮想通貨)運用会社Bitwise(ビットワイズ)の最高投資責任者(CIO)、Matt Hougan(マット・ホーガン)氏は「金融を変えた週末(The Weekend That Changed Finance)」と題したブログ記事を公開し、アメリカ軍によるイラン攻撃がオンチェーン金融への移行を加速させたとの見方を示した。
ホーガン氏によれば、攻撃が行われた週末はアメリカの株式市場や為替市場など主要な伝統的金融市場が閉まっていた一方、ブロックチェーン上の市場は24時間稼働しており、暗号資産(仮想通貨)やオンチェーン取引が事実上の価格発見の中心となった。実際、分散型取引所(DEX)のHyperliquid(ハイパーリキッド)では暗号資産だけでなく原油などの資産を対象とした無期限先物の取引量が急増し、週末の市場動向を示す重要な指標として注目されたという。
この出来事をホーガン氏は金融インフラの転換点と位置づけ、「プロのトレーダーにとって、オンチェーン金融ツールを学び利用すること以外に選択肢はない」と指摘した。そして、従来の金融システムはT+1決済などの制約があるのに対し、ブロックチェーンは24時間取引と即時決済を可能にすると強調した。彼は今回の週末の出来事が、暗号資産市場が世界の金融システムにおいてより中心的な役割を担い始めていることを示したと結論づけている。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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