パーペチュアルDEX(分散型無期限先物取引所)のStandX(スタンドエックス)は6日およぎ7日、公式Xにて、メイカー報酬プログラムの大幅アップグレードを発表した。主な変更点は、メイカー(指値注文)ポイントとメイカーアップタイムの2プログラムに及ぶ。
メイカーポイントの報酬バンドがリニア(線形)型に刷新された詳細が公表された。従来はバンドの境界で報酬が段差式に変化する「クリフ型」だったが、今回の改定でミッドプライスへの近さに応じて倍率が連続的に変動する設計に移行する。
新しいリニア型報酬バンドは以下のとおりだ。
注文がミッドプライスに近づくほど倍率が高くなる仕組みで、「1ベーシスポイント近づくごとに報酬が増加する」とStandX公式は説明している。バンド端での不公平な報酬格差が解消されるほか、小さな価格改善も着実にポイントに反映される。
発表では、メイカーアップタイムプログラムの変更も明らかにされた。主な更新内容は次の3点である。
メイカーアップタイムプログラムでは、毎月500万StandXトークンの報酬プールが用意されている。参加者はビッドとアスク双方でマーク価格から10 bps以内に注文を1時間あたり30分以上維持することでメイカーアワーを獲得する仕組みだ。月間360時間以上でMM1ティア(テイカー手数料2.25 bps・メイカーリベート0.25 bps)、504時間以上でMM2ティア(テイカー手数料2.00 bps・メイカーリベート0.50 bps)へ昇格できる。
StandXは「少ない資金でも、よりタイトなクオートでより大きな報酬を獲得できる」とアップグレードの意図を説明している。プログラムの詳細は公式ドキュメントで確認可能である。
StandXはBNBチェーンおよびソラナ上で稼働するPerps DEXで、利回り型ステーブルコイン「DUSD」を証拠金に活用できる点が特徴だ。コアチームはバイナンス・フューチャーズの元メンバーおよびゴールドマンサックス出身者で構成されており、外部調達を行わず自己資金での運営を続けている。取引手数料はテイカー0.04%、メイカー0.01%(標準時)。エアドロップに連動するポイントシステムも展開中で、国内の暗号資産コミュニティでも注目を集めている。
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