ハイパーリキッド(HYPE)は39ドルで推移しており、当日2.79%の下落。42ドル超の上昇を維持できず失速した。チャートでは2日足でダブルトップの形成が見られ、資金フロー指標は3月上旬以来初めてマイナス圏に転じた。
42ドル水準には過去30日間で最大規模のショートロスカット・クラスターが形成されている。この水準を上抜ける可能性は、現状ますます低くなっている。
HYPEのロスカットマップによれば、42ドル付近に集中的に形成された累積ショートロスカット・レバレッジは1324万ドル規模となっている。このクラスターは上値抵抗帯であり、上昇の起爆剤とはなっていない。
価格が42ドルを超え、本格的なショートカバーを誘発するには、買い手が1324万ドルの積み上がったショートを打ち破る必要がある。CMFがゼロで減少傾向にあり、それを実現するだけの需要は現状見られない。
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CMFはHYPEのチャート上で3月15日から19日にかけて0.20付近まで上昇し、42ドルへの上昇を後押しした。しかしその後、CMFは減少に転じ、3月26日には完全に0.00に到達した。
CMFがゼロの場合、売買高はドル換算で完全に均衡している状態を示す。ここからさらに低下すれば、インジケーターはゼロを下回り資金流出が流入を上回ることを示す。プラスからマイナスへ転換するこの点こそ、歴史的に見て価格の本格下落が始まる局面を示唆する変曲点となる。
CMFは3月上旬、0.05から0.20へじわじわと上昇し、HYPEの42ドル上昇を支えた。この追い風は既に消失した。
HYPEの価格は明確なダブルトップパターンを形成している。最初の山は2月初旬に38ドル付近で形成され、2番目の山が3月中旬に43ドル近辺で発生、その後失速した。チャートの注釈付き測定値に従えば、この下落ゾーンから37.49%下落し、21ドルを目標とする動きが示唆されている。
HYPEは現在39ドルで推移。2日連続で35ドルを下回れば、ダブルトップパターンのブレイクダウンが確定し、21ドル到達を目指す展開となる。35ドルを割り込んだ場合、チャート上の明確なサポートは32ドル、28ドル、26ドル、23ドル、そして21ドルが到達目標となる。
強気トレンド継続とみなすには、日足で42ドルを明確に上抜けて終値を迎えることが必要。その水準はダブルトップのネックラインでもあり、同時にショート・ロスカットクラスターの頂点にもなる。42ドルを明確に上抜けて終えれば、このパターンは崩れ、1324万ドルのショートが巻き戻され、44ドル超への道が開かれる。

