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MEXC Card 対応国・制限国一覧と、KYCで実際に求められる書類

初級
2026/10/29MEXC
12 分
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暗号資産カードがほしいものの、給与明細や信用情報を求める審査にうんざりしているなら、MEXC Global Cardの申込要件はかなりシンプルです。

ただし、多くの人が誤解しているポイントがひとつあります。住所証明(POA)に記載された国が、MEXCがサービスを提供できる国でなければなりません。

旅行先や滞在先の国は関係ありません。

本ガイドでは、Global Cardの対応地域、制限対象国、どっちつかずの中間層に置かれた4か国、上級KYC認証で実際に確認される項目、そして従来のMEXC Card(APAC)との位置づけを解説します。

 

Key Takeaways

  • MEXCは69の国・地域でGlobal Cardの提供を制限しています。
  • 申込資格は住所証明(POA)に記載された国で決まります。
  • 上級KYC認証には政府発行の身分証明書と顔認証が必要です。
  • 収入証明、資産調査、信用調査は不要です。
  • MEXC Card(APAC)は引き続き台湾、フィリピン、タイ、ベトナムで利用できます。

 

MEXC Global Cardとは

MEXC Global CardはMEXCにとって2枚目のVisaカードで、2026年8月31日に提供が始まりました。

一部のアジア太平洋市場で引き続き提供されている従来のMEXC Card、そしてMEXC × ether.fiの提携カードと並ぶラインナップです。

Global Cardはブラック×ゴールドのVisa Platinumバーチャルカードで、Apple PayとGoogle Payの両方に対応しています。

従来カードの新バージョンではなく別の商品であり、両者は対応国、手数料、利用限度額が異なります。

手数料体系と限度額の詳しい比較は「MEXC Cardについて」をご覧ください。

 

 

MEXC Global Cardはどの国で使える?

Global Cardは「制限リスト方式」を採用しています。

お住まいの国がこのページ後半の制限リストに含まれておらず、後述する4つの限定アクセス市場にも該当しなければ、申し込みが可能です。

2026年8月時点で、このリストには69の国・地域が含まれています。

さらに4か国がその中間に位置し、申し込みは受け付けられるものの、より限られたルートに限定されます。

申込資格は住所証明(POA)の発行国で決まる

基準となるのは、住所証明書類を発行した国です。

台湾在住の方が台湾の住所証明書類で申し込む場合、この要件を満たします。

逆も同様で、制限対象国の住所証明は使用できません。

MEXCが確認するのは、住所証明(POA)に記載された国です。

このルールは恣意的なものではなく、その理由を知れば、対応国リストがなぜ変わるのかも理解できます。

すべてのカードプログラムはBINの上に成り立っています。BINとは、どの金融機関がそのカードの発行元であるかをVisaネットワークに伝える番号帯のことです。

BINのスポンサーとなる金融機関は、そのカードプログラムが対象とする市場の顧客しか受け入れられません。その範囲は住所によって線引きされます。決済コンプライアンスのシステムは、住所をもとに顧客がどの法域に属するかを判断するためです。

取引所が望んだからといって、その範囲を広げることはできません。

MEXCのカードラインナップで不思議に見える点の大半は、この事実で説明がつきます。

カードが2種類あるのは、それぞれが対象市場の異なる別々のカードプログラムで運営されているからです。APACカードの対応国が4か国の一覧であるのに対し、Global Cardが制限リスト方式なのはこのためです。

MEXC Cardの申込可否

ステータス内容対象国
申込可能通常の申し込み。条件を満たす住所証明(POA)を用いた上級KYC認証だけで申し込めます。下記2行に記載されていないすべての国・地域。
申込不可これらの法域の居住者からの申し込みは受け付けていません。下記に掲載する69の国・地域。

申し込みはMEXC Cardページから始められます。

 

MEXC Cardの制限対象国:全69件の一覧

MEXCは、以下の69の国・地域の居住者からのカード申し込みを受け付けていません。

このリストは2026年8月時点のもので、コンプライアンス要件の変更に応じてMEXCが随時更新します。

MEXC Card申込ページに表示されている内容は、本記事を含むあらゆる転載版よりも常に優先されます。

制限対象の国・地域制限対象の国・地域
アフガニスタンリビア
アクロティリマリ
アルバニアモルドバ
南極モンテネグロ
アルメニアモロッコ
アシュモア・カルティエ諸島ミャンマー
バサス・ダ・インディアナヴァッサ島
ベラルーシネパール
ボスニア・ヘルツェゴビナオランダ領アンティル
ブーベ島ニカラグア
ブルンジニジェール
中央アフリカ北朝鮮
中国西沙諸島
クリッパートン島ピトケアン諸島
サンゴ海諸島ロシア
キューバセントクリストファー・ネービス
キプロスセルビア
コンゴ民主共和国ソマリア
デケリアサウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島
エチオピア南スーダン
エウロパ島南沙諸島
フランス領南方・南極地域スーダン
グロリオソ諸島シリア
グアテマラタジキスタン
ギニアトロメリン島
ギニアビサウチュニジア
ハイチトルコ
ハード島・マクドナルド諸島ウクライナ
インドアメリカ合衆国
インドネシアバヌアツ
イランベネズエラ
イラクウェーク島
フアン・デ・ノバ島イエメン
キルギスジンバブエ
レバノン

エジプトとナイジェリアは現在のリストに含まれていません。

南アフリカもリストには含まれていませんが、申込可能なグループではなく、前述の限定アクセスのグループに属します。

 

 

MEXC Card(APAC)の対応国:引き続き提供される4市場

Global Cardが始まっても、従来のMEXC Cardがなくなるわけではありません。

台湾、フィリピン、タイ、ベトナムの4市場では、引き続き申し込みを受け付けています。

対応国のリストは頻繁に変更される可能性があります。MEXC Card申込ページに表示される情報は、本記事を含むあらゆる転載・再掲載版よりも常に優先されます。

別のカードプログラムで運営されているため、制限リストではなく対応国を列挙する方式を採っています。

2枚のカードの違いは対応地域だけではありません。

APACカードはGoogle Payのみに対応し、Global CardはApple PayとGoogle Payの両方に対応しています。

手数料の設計は正反対です。APACカードは取引手数料が無料で、代わりに1%の暗号資産換算手数料がかかります。一方のGlobal Cardは1%の取引手数料(2026年9月30日まで免除)がかかり、換算手数料はありません。

海外での買い物では、APACカードがVisaレートに1%の為替手数料を上乗せするのに対し、Global Cardは上乗せが一切ありません。コスト面で両者の差が最も大きく開くのはこの点です。

利用限度額も異なります。

APACカードは1回あたり最大50,000 USD、1日あたり最大50,000 USDまで利用でき、年間上限は1,000,000 USD、利用回数の上限は1日50回・年間1,040回です。

Global Cardは1回あたり最大80,000 USD、1日あたり最大1,000,000 USDまで利用できます。

従来カードの申込手順は「MEXC Card(APAC)の申し込み方法」、リワードのルールは「MEXC Card(APAC)リワードFAQ」で確認できます。

このほか提携カードとしてMEXC × ether.fiクレジットカードもあります。こちらはMEXCではなくether.fiを通じて発行され、独自の対応国リストと申込フローがあります。

申込手順は「MEXC × ether.fiクレジットカードの申し込み方法」で解説しています。

 

上級KYC認証で実際に求められるもの

提出が必要な3つの項目

MEXCの上級KYC認証は2つのステップで構成され、どちらも画面上で完了します。カードの申し込みでは、これに加えて3つ目の要件として、MEXCがサービスを提供している国の住所証明(POA)が必要です。

  • 政府発行の身分証明書:パスポート、国民IDカード、またはお住まいの国で認められている同等の書類。
  • 顔認証:MEXCアプリまたはWebサイトで行うライブネスチェック(本人の実在確認)。
  • 住所証明(POA):住所証明に記載された国が、MEXCがサービスを提供している国である必要があります。書類そのものの提出を求められる場合もあります。

カードの申し込みでは、続いて連絡先、身分証明書の情報、居住住所の入力を求められます。

居住住所の入力はすべての申し込みで必須で、MEXCが必要と判断した場合には裏付け書類の提出を求められます。

上級KYC認証の審査は通常24時間以内に完了し、上級KYC認証ページから始められます。カード申し込み自体の審査は通常数分で完了します。

提出が不要なもの

ここが、一般的なクレジットカードの審査と大きく異なる点です。

  • 収入証明書や在籍証明
  • 資産調査や資産を証明する書類
  • 信用履歴やクレジットスコア
  • 申込条件としての最低口座残高

審査で収入や借入額が問われることは一切ありません。

確認されるのは、本人であることと、どこに住んでいるかだけです。

クレジットヒストリーが少ないことを理由にカード会社の審査に落ちた経験がある方にとって、これは大きく異なるハードルといえます。

 

 

MEXC Global Cardの申し込み方法

手順はWebサイトでもアプリでも同じです。

  • ステップ1:登録して上級KYC認証を完了する。 MEXCアカウントを作成し、前述の身分証明書・顔認証・住所の確認を済ませます。
  • ステップ2:カードページを開く。 Webでは上部ナビゲーションの「暗号資産を購入」からMEXC Cardを選択します。アプリでは「その他」をタップし、「ファイナンス」の中にあるMEXC Cardを選びます。
  • ステップ3:Global Cardを見つけて申し込む。 ページ内でブラック×ゴールドのカードを探し、「今すぐ申し込む」をクリックします。
  • ステップ4:案内が表示されたら入金して有効化する。 カード商品によっては有効化の前に初回チャージを求められ、入金した金額はそのままカード残高になります。申し込みが承認されなかった場合は、全額が自動的にアカウントに返金されます。
  • ステップ5:情報を送信する。 連絡先、身分証明書の情報、居住住所を入力し、内容をよく確認してください。MEXCは、不正確な情報が審査遅延の原因になるとしています。
  • ステップ6:承認を待ち、カードにチャージする。 審査は通常数分で完了し、その後Fiat口座からチャージして、カードをApple PayまたはGoogle Payに追加できます。

原則として、本人確認済みの1人につき各種類のカードを1枚ずつ保有でき、キャッシュバックは両方のカードで共有されます。

ウォレット設定画面を含む詳しい手順は「MEXC Global Cardの申し込み方法」をご覧ください。

 

バーチャルカード、物理カード、決済通貨

まずはバーチャル、物理カードは今後

Global Cardはバーチャルカードです。

承認から数分で発行され、MEXCが対応していない加盟店カテゴリを除き、Visaが使えるオンラインのお店ならどこでも利用できます。Apple PayまたはGoogle Payに追加すれば、実店舗でも使えます。

当面、物理カードの発行予定はありません。

物理カードには独自のBINに加え、バーチャルカードでは不要な配送や通関の手続きが必要になるため、MEXCはまだ発行時期を発表していません。

カードの決済通貨

カードの決済通貨はUSDで、チャージにはUSDTを使います。

支払い時にはUSDTが換算されて取引に充てられ、最終的な請求額は、決済画面に表示された概算ではなく、確定(セトルメント)時点のVisa為替レートで計算されます。

この差があるため、1回の買い物で取引記録が2件(元の金額分とレート差額分)表示されることがあります。

確定までは通常1~3営業日ですが、MEXCによると例外的なケースでは最大30日かかる場合があります。

オーソリ(承認)、確定、返金、異議申し立てについては「MEXC Card取引FAQ」で解説しており、対象外の加盟店カテゴリは別途掲載しています。

 

 

Frequently Asked Questions

MEXC Global Cardの申し込みに最低残高は必要ですか?

申し込みに最低残高は不要です。ただし、カード商品によってはカードの有効化に初回チャージが必要で、申し込みが承認されなかった場合はその金額が全額返金されます。

MEXC Global CardにKYCは必要ですか?

はい。上級KYC認証(政府発行の身分証明書と顔認証)が必要で、住所証明(POA)はMEXCがサービスを提供している国のものでなければなりません。ただし、収入証明、資産に関する書類、信用調査は一切不要です。

日本・韓国・台湾に住んでいてもGlobal Cardは使えますか?

日本、韓国、台湾は制限リストに含まれておらず、通常の住所証明ルールが適用されます。

インド、インドネシア、トルコでGlobal Cardは使えますか?

いいえ。インド、インドネシア、トルコはいずれも制限リストに含まれているため、これら3か国の居住者からの申し込みは受け付けていません。

ウクライナやロシアから申し込めますか?

いいえ。ウクライナとロシアはどちらも制限リストに含まれています。

ヨーロッパに住んでいる場合は申し込めますか?

キプロス、アルバニア、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モルドバ、モンテネグロ、セルビア、ウクライナ、ロシアは制限リストに含まれており、スイスは限定アクセスです。それ以外のヨーロッパ諸国には通常の住所証明ルールが適用されます。

MEXC Global Cardに物理カードはありますか?

当面はありません。Global Cardはバーチャルカードのみで、物理カードはMEXCが独自のBINの承認を得られるかどうかにかかっています。

MEXC Card(APAC)は今どの国で申し込めますか?

MEXC Card(APAC)は台湾、フィリピン、タイ、ベトナムで利用できます。

 

まとめ

MEXC Global Cardの申込要件は一般的なカードより少なく、最も明確に求められるのは、サービス提供国に属すると確認できる住所です。

まずは制限リストを確認しましょう。

次に、お住まいの国が限定アクセスの4か国に該当するかを確認します。どちらにも当てはまらなければ、カードを使い始めるために必要なのは、身分証明書、顔認証、住所証明、そして数分の時間だけです。

申し込みはMEXC Cardページから始められます。

 

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本記事は MEXC が情報提供のみを目的として作成したものであり、金融・投資の助言を意図するものではありません。暗号資産市場には大きなリスクが伴います。投資判断を行う際は、ご自身で十分な調査を行うか、資格を有する専門家にご相談ください。本文の見解は、必ずしもMEXCまたはその関連会社の意見を反映するものではありません。

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