ビットコイン(BTC)の価格は週末以降で約3%下落した。背景には米国とイランの停戦協議がイスラマバードで決裂したことがある。
最大規模の暗号資産であるビットコインは、本日7万1000ドルを下回った。本稿執筆時点で約7万960ドル付近で取引されている。
しかしオンチェーンデータは、表面的なパニックの裏側で異なるストーリーを示す。アナリストによれば、軍事的緊張はリテール投資家を警戒させたが、機関投資家の資金は買いを継続している。この仮説を支持する5つの主要指標がある。
まず、バイナンスでのビットコインのトータルネットフロー(SMA-30)は平均で約-1350BTC、約9600万ドルが記録された。マイナスのネットフローは、バイナンスからコインが急激に流出していることを示す。
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次に、全取引所の短期保有者・実現出力利益率(SOPR)は1.0018となっている。
さらに、世界全体の取引所保有BTC残高は約269万BTCまで減少し、7日間移動平均を下回った。その差は約4500BTC、すなわち3億1600万ドル分が地政学的不透明感のピーク時にコールドストレージへと引き出されたことを示す。
アムル・タハ氏の別の分析も、この見方を強化した。バイナンスの過去30日間のクジラ流入額は29億6000万ドルまで低下した。30億ドルを下回るのは2025年6月以来初のこと。
クジラの流入減少は、大口保有者による売却目的のBTC取引所送付が止まったことを示唆する。
同時に、長期保有者(LTH)の過去30日間の実現キャップ変動は、4月9日に490億ドルへ上昇。これは3月26日以来2度目の到達である。
一方、短期保有者(STH)の実現キャップ変動は-540億ドルに低下し、3月上旬以降3度目の-500億ドル割れとなった。アナリストによれば、弱気な保有者がBTCを手放し、長期保有者がそれを吸収している。
こうした積み上げが価格回復につながるかは、今後、米・イラン対立がさらに激化するか、外交的進展が得られるかに左右されるだろう。
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