通勤・通学時や、趣味でロードバイクに乗るときなどの事故による損害を補償する自転車保険。加害事故を起こした場合、賠償金が高額になることもあるため、近年は加入を義務化する地域が増えています。個人型・家族型・夫婦型とタイプが異なり、個人賠償責任補償の保険金額が無制限・1億円以上のものも。保険料も保険によってさまざまで、なかには年間1,000円台から入れるものもあるため、どこがいいのか迷う人も多いでしょう。
今回は、インターネット上で人気の自転車保険30商品を、5個のポイントで比較して徹底検証。あなたにおすすめの自転車保険をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな自転車保険は「どんな事故でも自分と相手の補償が十分されて、保険料が安く手続きが手軽な保険」。自転車保険の選び方のほか、「自転車保険はどこで入るの?」「いくら備えておくべき?」といった疑問にも回答します。万が一の事故で高額な賠償金を請求された場合に備えるためにも、ぜひ参考にしてください。
マイベストではおすすめな自転車保険を「どんな事故でも自分と相手の補償が十分されて、保険料が安く手続きが手軽な保険」と定義。そんなあなたにおすすめな自転車保険を探すためにインターネットで人気の自転車保険30商品を集め、以下の5個のポイントから徹底検証しました。検証①:保険料の安さ検証②:相手への補償内容の手厚さ検証③:自分への補償内容の手厚さ検証④:加入・更新のしやすさ検証⑤:ロードサービスの充実度
おすすめスコア:4.85(2026/01/15時点)
保険料をPayPayクレジットやPayPayポイントで支払える
PayPay保険サービス株式会社の「あんしん自転車」は、PayPay利用者限定で加入できる自転車保険。保険料をPayPayクレジットやPayPayポイントなどで支払うことができ、補償内容や月額が異なる3つのプランから選べます。補償が手厚い「安心プラン」なら、相手への賠償責任は最大3億円です。高額賠償に対しても、自己負担が発生しない可能性が高いといえるでしょう。弁護士費用特約はありませんが、示談交渉サービスが付帯。また、自分がケガを負った場合の入院・通院費用の一部をサポートし、最大で入院給付金は日額5,000円・通院給付金は日額2,500円が支払われます。検証した傷害補償ありの自転車保険のなかで、どのタイプでも保険料が割安でした。保険料を抑えつつもしもの事態に備えられるでしょう。加入はネット申し込みができ、店舗に行かなくても加入できます。契約は自動更新されるので、手続きがスムーズです。高額賠償に備えるプランも選択できる自転車保険。弁護士による対応も求める人には向きませんが、支払いにPayPayクレジットやPayPayポイントを利用したい人は検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.83(2026/01/15時点)
相手への賠償責任は最大3億円まで。示談交渉サービスが付帯
全日本交通安全協会(引受保険会社:損害保険ジャパン)の「サイクル安心保険」は、損保ジャパンが引受保険会社となっている自転車保険です。コースは、「自転車事故補償コース」と「交通傷害ワイド補償コース」の2つ。交通傷害ワイド補償コースでは、自転車事故だけでなく、日常生活に起因した賠償事故も補償されます。交通傷害ワイド補償コースの場合、相手に対する賠償責任は3億円までカバーし、高額の賠償を求められた場合に備えて手厚い補償を確保。コースに関わらず示談交渉サービスが付帯しており、万が一の交渉を任せられます。また、自分への補償では、通院給付金は補償されませんが、入院給付金は日額6,000円を受け取り可能です。傷害補償なしでの保険料は、個人型・家族型ともに今回検証した同型の平均より割安でした。個人型なら傷害補償ありでも平均を下回り、保険料を抑えながら自分への補償にも備えられます。申し込みはネットでも手続き可能。更新は自動で行われるので、手続きの手間がかかりません。弁護士に依頼するような法的トラブルには対応できないものの、高額な損害賠償に備えたい人や、日常生活の賠償事故をカバーしたい人の検討候補に入るでしょう。
おすすめスコア:4.68(2026/01/15時点)
別居の家族も適用される。相手への個人賠償責任補償は無制限
「日本生命 まるごとマモル」は、別居の父母を含む家族全体のリスクをカバーできる自転車保険です。自分と同居している家族だけでなく、別居している父母や子どもも個人賠償責任補償の対象。満70歳未満と満70歳以上で選択できるプランは異なりますが、プランの保険料に違いはありません。事故した相手への個人賠償責任補償は無制限。どのような高額賠償であっても、相手に与えた損害の賠償に対する自己負担は発生しません。弁護士費用特約はありませんが、示談交渉サービスを利用可能で、万が一の場合は保険会社のプロに示談を任せられます。被保険者死亡時の補償にも対応し、保険金はプランごとに異なる金額です。傷害補償がない場合、個人型プランや家族型プランの保険料は、今回検証した自転車保険の平均を下回りました。また、オプションプランを選べば、携行品の損害に関する補償も付帯可能です。付帯すると、契約者の身の回りのものが偶然の事故により壊れた場合にも保険金が支払われます。申し込みは電話で行いますが、その後は自動で更新されるため、手続きの手間がかかりません。別居中の家族も適用範囲に含まれ、相手への個人賠償責任補償額が手厚い自転車保険。家族全員の自転車事故をまとめてカバーする自転車保険を検討している人は候補に入ります。
おすすめスコア:4.65(2026/01/15時点)
楽天銀行のユーザー限定。通院時にも保険金を受け取れる
楽天インシュアランスプランニング株式会社(引受保険会社:楽天損害保険)の「少額あんしん保険 自転車プラン」は、楽天銀行を利用している人が加入できる自転車保険です。入院給付金は日額2,000円・通院給付金は日額1,000円を補償し、入院時だけでなく通院時にも保険金が支払われます。相手への個人賠償責任保険金額は1億円までで、自転車事故のとき備えておきたい最低ラインは確保。示談交渉サービスが利用可能で、いざというときはプロに交渉を依頼できます。弁護士費用特約はなく、弁護士へ依頼する事態になった場合の費用は自己負担です。自分への補償については、死亡・後遺障害時の補償も用意されています。ただし、夫婦型・家族型の場合、後遺障害が一部の等級と認められたときしか支払われないため、範囲は個人型より狭まる点に注意してください。保険料は、個人型・夫婦型・家族型のいずれも、検証した平均より割安でした。傷害補償ありでも保険料が変わらず、自分への補償を確保しつつ保険料を抑えられるでしょう。ネット申し込みや自動更新に対応し、手続きは手間がかかりません。楽天銀行ユーザーで、通院時への補償も重視したい人の選択肢に入る自転車保険です。
おすすめスコア:4.57(2026/01/15時点)
事故相手への補償が手厚い。日常生活中の事故もカバーできる
三井住友海上火災保険の「ネットde保険@さいくる」は、自転車による事故に加え、日常生活中の事故も補償される自転車保険です。契約期間中は、電話による健康・医療に関する相談も受け付けています。事故の相手に対する賠償責任を最大3億円まで補償し、今回検証したなかでは手厚い補償といえるでしょう。弁護士費用特約は付帯できないものの、示談交渉サービスを利用可能。自転車事故で負担になりがちな示談交渉を保険会社のプロに一任できます。自分への補償は、死亡・後遺障害時のほか、入院・通院時それぞれで保険金を受け取り可能です。傷害補償なしプランの保険料は、どのプランも検証した平均より割安。傷害補償をつけた場合も、個人型・夫婦型は平均値を下回りましたが、子どもの個人型は平均より高い値段設定でした。ネットでの加入や更新に対応し、いつでも手軽に手続きできます。自転車事故だけでなく、日常の幅広いリスクに確実に備えたい人は検討候補に入る保険です。
おすすめスコア:4.57(2026/01/15時点)
満18歳未満は子供コースに加入できる。ネット申し込みで手軽
楽天インシュアランスプランニング株式会社(引受保険会社:楽天損害保険)の「超かんたん保険 自転車保険プラン」は、「子供コース」も含めた全4プランが用意されています。満18歳未満の場合は子供コースに加入する必要があり、子供自身の楽天IDも必要。大人が個人で入るコースよりも保険料が200円程度高くなっていますが、全商品のなかでは安めの設定です。相手への賠償責任保険金は最大1億円で、自転車保険に必要な最低水準はカバー。弁護士費用特約はないものの、示談交渉サービスを利用可能です。万が一の場合、相手との交渉を保険のプロに依頼できます。自分のケガへの補償が手厚いのは「充実コース」です。入院給付金が日額3,000円・通院給付金が日額1,500円受け取れるため、ある程度は自分がケガをしたときの支えになるでしょう。また、後遺障害時・死亡時の補償にも対応しています。傷害補償なしでの保険料は、検証した自転車保険の平均を下回り、個人型・家族型ともに割安という結果に。加入はネット申し込みで完了し、更新も自動で手軽です。基本的な補償内容は押さえており、保険料次第で検討候補になるでしょう。
おすすめスコア:4.57(2026/01/15時点)
ロードサービスにも対応。自転車走行中の事故を手厚く補償
au損保の「自転車向け保険 Bycle」は、ロードサービスに対応し、50kmの無料搬送を年間4回まで利用可能です。自転車走行中の事故に対する補償が手厚い自転車保険で、相手への個人賠償責任補償は最大3億円。「ゴールドコース」では、法律相談費用や弁護士費用が補償されます。「ゴールドコース」では、自分へのケガも手厚く補償。自転車事故の場合、入院給付金は日額12,000円・通院給付金は日額4,000円が補償されます。死亡・後遺障害時は最大500万円まで補償されるため、万が一の事態にも備えられるでしょう。個人型・夫婦型・家族型から選択できます。ただし、傷害補償ありの保険料は高めの設定で、検証した平均を大幅に上回りました。傷害補償を手厚くしつつ、保険料を抑えたい人は注意してください。ネットから申し込みできるうえ、更新も自動です。保険料は割高ではありますが、手厚い補償内容に加え、ロードサービス対応などサービスが充実。自転車が趣味の人などは検討してみましょう。
おすすめスコア:4.54(2026/01/15時点)
法律相談・弁護士費用が補償される。自分への補償も手厚い
au損保の「ケガの保険 交通事故」は、あいおいニッセイ同和損保と提携し、事故時の対応をサポートする自転車保険です。au以外のキャリアを利用している人も契約できます。相手への補償限度額は最大1億円で、自転車での事故時に必要な水準はクリア。補償が手厚い「ゴールドコース」に加入すると、示談交渉サービスに加えて、法律相談費用や弁護士費用が補償される点も見逃せません。「ゴールドコース」では、入院給付金が日額6,000円・通院給付金が日額2,000円支払われます。3日以上の入院なら入院一時金として最大5万円を受け取れるため、自分がケガをしたときの支えになるでしょう。傷害補償なしのプランは検証したなかでも割安でした。一方で、傷害補償をつけると、どのプランでも検証した平均を上回ったため、保険料を抑えたい人は注意が必要です。加入・更新はネットでの手続きに対応。自分のケガや弁護士への依頼費用に備えたいなら検討候補になるでしょう。
おすすめスコア:4.5(2026/01/15時点)
コンビニ・ネットで事前申し込み可能。損害賠償は最大3億円
ファミマ・リテール・サービス(引受保険会社:損害保険ジャパン)の「自転車向け傷害保険」は、損保ジャパンが引受保険会社の自転車保険。ファミリーマートやネットでの事前申し込みで手軽に加入できます。相手への補償限度額は最大3億円で、1億円を超える高額の賠償を求められたときにも対応できる可能性が高いでしょう。自転車以外の日常生活に起因する個人賠償責任も補償され、個人賠償責任は1契約で家族も補償されます。ただし、示談交渉サービスはあるものの弁護士費用特約がなく、弁護士に依頼する場合の費用は自己負担です。自分がケガした場合、入院保険金が日額4,000円受け取れますが、通院時の補償はありません。プランは個人型しかなく、個人賠償責任以外のケガによる入院・手術などは、契約者本人のみが補償対象です。家族分を含めた月額が固定されており、保険料は検証した自転車保険の平均を下回りました。申し込みはネットで行いますが、自動更新ではないので、ネットでの更新手続きが必要です。手続き自体は手軽にでき、家族全体で高額な損害賠償に備えたい人は検討候補に入る自転車保険といえます。
おすすめスコア:4.49(2026/01/15時点)
入院給付金が手厚い。医療・健康に関する相談ができる
セブンドリーム・ドットコム(引受保険会社:三井住友海上火災保険)の「セブン-イレブンで入る自転車保険」は、個人型・夫婦型・家族型が準備されており、必要な範囲を選んで加入できる自転車保険。メンタルヘルスを含む医療・健康について相談できる「生活サポートサービス」を利用可能です。相手への補償限度額は最大3億円で、高額賠償を求められた際の自己負担を抑えられます。弁護士費用特約はありませんが、示談になれば保険のプロに一任できる、示談交渉サービスを利用可能です。自分へのケガの補償は、入院給付金は日額8,000円と手厚いものの、通院給付金が補償されない点には注意してください。傷害補償なしの場合、個人型・夫婦型・家族型はいずれも検証した平均よりも割安でした。傷害補償付きプランも平均を下回り、料金を抑えて手厚い補償を受けられます。コンビニで手軽に申し込みできるうえ、更新もコンビニまたは郵送で手続き可能。保険料を抑えつつ、手厚い個人賠償責任補償や重度のケガに対する補償を重視する人は、検討候補になる自転車保険といえるでしょう。
監修者:松浦建二(CFP ®認定者・1級FP技能士)
ガイド:大島凱斗(元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
※ 本コンテンツは情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品についての勧誘や契約の推奨を目的としたものではありません。弊社が内容について正確性を含め一切を保証するものではないため、個別商品については各保険会社にお問い合わせください。

