雑草処理に役立つ除草剤。手で1本ずつ草むしりしなくても、効率よく雑草を駆除できます。日産化学の「ラウンドアップマックスロード」やアース製薬の「アースガーデン アースカマイラズ 草消滅」など、さまざまな商品が販売されており「効果的に除草できるものはある?」「安全性の高い商品はどれ?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の除草剤8商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの除草剤をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな除草剤は「狙った雑草は根まですぐに枯れるうえ、散布しやすい商品」。徹底検証してわかった除草剤の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな除草剤を「狙った雑草は根まですぐに枯れるうえ、散布しやすい商品 」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の除草剤8商品を集め、以下の4個のポイントから徹底検証しました。検証①:除草効果の高さ(ドクダミ)検証②:除草効果の高さ(チガヤ)検証③:除草効果の持続性検証④:人・ペットへのやさしさ
おすすめスコア:4.6(2025/12/02時点)
最安価格:760円(2025/12/02時点)
除草剤を選ぶならコレ!十分な除草効果を発揮できた
アース製薬の「アースガーデン アースカマイラズ 草消滅」は、除草剤の購入を検討しているすべての人におすすめです。今回の検証では、ドクダミ・チガヤどちらも満足できるレベルまできちんと枯れました。とくにチガヤには高い除草効果を発揮しました。散布3日後の経過を観察したモニターからは「葉が倒れて細くしぼんでいる」という声が。5日後には水分が抜け、葉全体が細くなりました。10日後には葉も茎もカラカラに枯れており、モニターからも「根元から茎がぐったりとしている」という声が挙がっているとおり、効果を実感しやすいでしょう。ドクダミへの効果も十分確認できました。散布3日後には葉の一部が枯れ、全体が色褪せて変色。5日後には「葉先全体が下を向きぐったりとしている状態」という意見が挙がりました。10日経っても茎は直立した状態でしたが、葉はほとんど枯れています。「手で握ると今にもボロボロに崩れそうな見た目」という声も挙がりました。茎葉処理剤と土壌処理剤両方の性質を兼ね備えたハイブリッドタイプなので、伸びた雑草を枯らすとともに雑草の発芽も抑えられて除草効果を長期間期待できます。容量は700mL(15m2)・2L(44m2)・4.5L(95m2)の3種類を展開。庭の広さに合わせて容量を選びやすいでしょう。ドクダミ・チガヤ両方に高い除草効果を発揮し、新たな雑草が生えてくるのを予防できるため、除草作業にあまり手間をかけたくない人に向いています。除草剤選びで迷ったら、まずチェックしてみてくださいね。
おすすめスコア:4.15(2025/11/28時点)
最安価格:858円(2025/11/28時点)
日陰を中心に散布するならコレ!ドクダミに高い効果を発揮
アイリスオーヤマの「速効除草剤 SJS-4L」は、日陰を中心に散布したい人におすすめです。検証では、日陰に生えやすいドクダミに対してとくに効果を発揮しました。実際にドクダミに散布したところ、3日後には葉や茎が枯れ始めるのを確認。経過を観察したモニターからは「茎は明らかに茶色になっているうえ、葉は弱くなり下に垂れている」というコメントが挙がっています。5日後に変化はあまり見られなかったものの、10日後には葉も茎もすっかりカラカラに枯れていました。一方で、チガヤに対しての効果はいまひとつ。散布してから5日後には葉や茎の変色が進みましたが、10日経っても完全には枯れませんでした。モニターからは「まだまだ緑色の葉が多くある」「一部元気な茎が残っている」という意見が挙がっています。本商品は茎葉処理剤であるため、新たな雑草の発芽を防ぐ効果は期待できません。長期間にわたって雑草のない環境を作りたい人は注意が必要です。チガヤへの効果は薄いものの、ドクダミは10日でしっかりと枯らせました。容量は1L(10~50m2)・2L(20~100m2)・4L(40~200m2)の3種類を展開。裏庭や塀の近くなどの日当たりが悪くドクダミが生えやすい場所に散布する予定の人は、チェックしてみてください。
おすすめスコア:3.69(2025/12/02時点)
最安価格:968円(2025/12/02時点)
コストを抑えて広範囲に散布できる。ドクダミへの効果が薄い
大成農材の「サンフーロン 原液タイプ」は、コストを抑えて広範囲に散布したい人におすすめです。水に薄めて使う希釈タイプなので、500mL1本でテニスコート5面分(1,000m2)に散布できます。実際にチガヤに散布したところ、時間はかかったもののある程度枯れた状態に。散布から3日後は葉の色が若干黄色くなった程度でしたが、5日後には全体的にしぼみ始め、10日後には全体が茶色くしおれた状態になりました。経過を観察したモニターからは「全体的にぐったり倒れていて生命力がなくなったように見える」という声も。しかし、ドクダミへの除草効果は薄めです。散布から10日経っても葉が少しうなだれている程度で、全体的に青々しく茎や葉全体はピンとしていました。モニターからは「葉や茎はほぼ散布前と同じ印象」という意見が挙げられました。茎葉処理剤なので新たな雑草の発芽を抑制する効果はありません。長期間にわたっての除草効果は期待できないでしょう。チガヤには効果を発揮しましたが、ドクダミへの効果はほとんどありませんでした。広範囲に散布できる点は魅力なので、農地や畑など広大な場所を除草したいなら検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:3.68(2025/12/02時点)
最安価格:1,890円(2025/12/02時点)
容量のラインナップが豊富。ドクダミへの除草効果は薄い
日産化学の「ラウンドアップマックスロード」は、容量やタイプのラインナップが豊富な点が魅力です。希釈タイプは500mL・1L・5L、直接タイプも1.2L・2L・4.5Lが展開されています。散布する範囲に合わせて選びやすいでしょう。なお、今回は希釈タイプで検証しています。しかし、肝心の除草効果はあまり発揮されませんでした。ドクダミへの効果は薄く、散布から10日経過しても葉の一部が黄色く変色しただけ。茎はしっかりと自立していました。チガヤに対しては、速効性はいまひとつながらある程度の効果を発揮。散布から5日後までは元気な葉や茎が多くありましたが、10日後にはほとんどの葉がぐったりと倒れました。経過観察したモニターからは「葉から水分が抜けてカラカラに乾燥している」というコメントが挙がっています。茎葉処理剤なので、新たな雑草の発芽を抑制することはできません。長期間にわたっての除草効果は期待できないでしょう。ドクダミへの除草効果の低さと効果が持続しない点は気になりますが、散布する範囲に合わせて容量を選べる点はメリットといえます。
おすすめスコア:3.63(2025/12/02時点)
最安価格:495円(2025/12/02時点)
ドクダミ・チガヤへの除草効果は薄い。効果も持続しない
グラントマトの「一刀両断」は、力強い商品名に対して除草効果がいまひとつ。今回の検証では、ドクダミ・チガヤどちらの雑草にも効果が見られませんでした。なお、容量は500mL・1L・5Lの3種類販売されています。ドクダミに散布してから5日後の時点では、散布前と比較してほとんど変化がありません。10日後にようやく全体的にしぼんだものの、葉は緑のままで茎もピンとしている状態でした。経過観察したモニターからは「生き生きとしていて、除草剤の効果がないように見える」と厳しいコメントが寄せられています。チガヤへの効果も薄く、散布から3日の時点では葉の一部が傷んだ程度でほとんど変化がありません。10日後には水分が抜けて根本は細くなりましたが、葉の多くの部分が緑色のままでした。すでに生えている雑草に効果がある茎葉処理剤なので、新たな雑草の発芽を抑制する効果も期待できません。雑草の予防をしたいなら、ハイブリッドタイプの除草剤を選びましょう。上位により価格が安いものがあるため、こだわりがなければほかの商品を選ぶのがベターでしょう。
おすすめスコア:3.48(2025/11/28時点)
最安価格:2,404円(2025/11/28時点)
野菜畑の畝間の雑草対策に。除草効果は薄かった
BASFジャパンの「バスタ液剤」は、野菜畑の畝間や田んぼの畔で使うのに適した除草剤です。成分にグルホシネートが含まれているので、あえて除草成分が根まで届きにくく作られています。畝・畔に生えている雑草の根までは枯れないため、畝や畔が崩れるのを防げるでしょう。検証の結果、除草効果は薄い印象でした。ドクダミに散布したところ、5日目時点ではほぼ変化がなく「変色しているだけでほかに変化は見られない」という声が挙がりました。10日経っても葉の一部が黄色くなる程度で、モニターからは「茎はまだピンとしていて元気そうだった」という声が寄せられています。チガヤは散布から3日経った時点で、葉の一部が変色し葉先がぐったりし始めました。10日後には葉の大半がしなびて倒れたものの、中心部分は黄緑色が多く残っており、除草効果は十分といえないでしょう。野菜畑の畝間での使用には適していますが、除草効果はいまひとつでした。除草に手間をかけたくない人は注意しましょう。
おすすめスコア:3.21(2026/01/14時点)
最安価格:1,399円(2026/01/14時点)
ペットの影響が気になる人に。除草効果は高くない
中島商事の「レモングラスとお酢の除草液シャワー」は、ペットがいる家庭でも使いやすい除草剤。商品名にあるとおり、お酢でできていて特定防除資材に指定されているので、農林水産省が人畜無害と認めています。しかし、肝心の除草効果は高くありませんでした。ドクダミに散布してから10日経過しても、全体的に葉がうなだれた程度。葉の変色は少なく、茎はしっかりしています。チガヤへの除草効果も不満が残る結果に。散布から5日経ってもほとんど変化が見られず、10日後にようやく全体的に変色しました。しかし、枯れている印象はなく、生き生きしています。モニターからは「全体的にはまだまだハリがあり元気そう」「除草剤が散布されたとはとても思えない」というコメントが寄せられました。すでに生えている雑草に効果がある茎葉処理剤なので、新たな雑草の発芽を抑制する効果は期待できません。ペットが家にいないなら、より除草効果の高い商品をチェックしたほうがよいでしょう。
おすすめスコア:3.19(2026/01/14時点)
最安価格:849円(2026/01/14時点)
ペットへの影響が少ない除草剤。除草効果はいまひとつ
オーシマ小野商事の「はやく効くお酢の除草剤」は、安価な値段で購入できるペットへの影響が少ない除草剤です。お酢でできた特定防除資材であり、農林水産省から人畜無害とされています。しかし、除草効果は物足りません。ドクダミに散布したところ、5日経っても葉が若干しおれた程度でほとんど効果を感じられませんでした。10日経つと葉の一部の斑点が大きくなったものの、ピンピンと生命力が感じられます。チガヤへの除草効果もほとんど見られませんでした。散布から10日経過しても全体が少しうなだれた程度で、根本部分はしっかりと生えています。茎葉処理剤なので、新たな雑草の発芽を抑制する効果もありません。同じお酢を使っている中島商事の「レモングラスとお酢の除草液シャワー」と比べると価格が安い点は魅力です。除草効果は期待しづらいので、ペットのいる家庭でないなら選択肢には入りにくい商品だといえます。
ガイド:市山佳乃(マイベスト 暮らしと趣味の商材担当)


